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2019年08月18日00:10

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Wizライクゲーム「新釈・剣の街の異邦人」その7

2019年03月15日のツイート

面倒がないって素晴らしい。剣の街の異邦人をやっていると感じること。このゲームはなんだかんだでプレイヤーにとても優しい。人のレビューや制作者のインタビューとかで、ウィザードリィ系らしくシビアな難易度だと思っていたが、まったくそんなことはなかった。本当に遊びやすくて優しいゲームだ。

なんとなく気軽にできるWiz系でもやりたいなーと思っていた。そんな感じでゲームを選んでいたとき剣街も目に入っていた。ダークな雰囲気であまりにもWizっぽすぎて、ちょっとこれじゃないかなと感じて除外していたのだ。でも蓋を開けてみればこれが一番思い通りに気持ちよく遊べるWiz系だったと思う。


ひっかかっていたことはいくつかある。例えば生命点のシステム。とても面倒に感じた。しかしやってみると、結局死んだ時点でリセットするだけだった。というか、なかなか死ぬことがない。神気スキルで状態異常を防ぐバリアを張れば即死も何もなく、状態異常無効のパッシブスキルまで習得できてしまう。

ゲームはプレイヤーの分身となる一人のキャラで始めて、これを主人公にストーリーが進んでいく。このキャラはパーティーから外すことができず(クリアしても)、死ぬことはあっても生命点が減らず絶対にロストしない。もうだいぶWizとは違うし、クリアしても外せないのはRPGとしてもちょっと独特だ。


あと面倒だと思っていたのは、いわゆる手配モンスターは自分のレベルが規定レベルで倒せばボーナスがあるという要素(オーバーしていてもチャレンジするなら一時的に下げれる)。トロフィーにも関わっている。こんなのレベル上げまくって楽勝で倒したいのに、いちいち面倒な…と思っていた。ところが…

ぜんぜん、こんなもん絶妙にいい感じで倒せた。楽勝か、本当にギリギリちょうどいい感じで、全部規定レベル以下で倒してやった。なんというかこのゲーム「本当は簡単なのに、いかにも難しそうな雰囲気を出すのが上手い」という言い方がピッタリ来る感じ。でもドキドキしたし、倒せたしで楽しかったわ。


ただそれは新釈だからなのかも。ガードカウンター…ガードすればスキルも何もないのにカウンター攻撃が発生してくれて大抵気絶して、気絶は次のターンまで確定、というシステムが強すぎるのだ。いや、でも、これでいいのですよ! これが、いいのですよ!

絶対に、パッチとか続編とかでガードカウンター弱くしたりしないでね! 簡単で気持ちよくて面白いシステム! 決まったときの気持ちよさ、気絶した敵を料理する美味しさ! アイデア賞もの、ゲーム的にメリハリがあってよくできてる、気持ちよく戦える。これがあるから新釈剣街の戦闘はずっと楽しい!


実は私が剣街を敬遠していた理由には「攻撃が当たらない」と聞いていたというのがあったのだが。デバフとかかけまくってやっと当たるようになるとか聞いていた。まさにこれのカウンター処置らしいね、ガードカウンター。バフデバフに限度が設けられ、ガードカウンター使えということに作り変えられた。

攻撃が当たらないとか、デバフかけまくらんといかんとか、こんな面倒なことはないだろ。本当よかったわ、面倒をなくしてくれて。(いや、普通にちょうどよく攻撃が当たるようにするべきな気はするがw)面白システムが生まれてしまった。いやしかし独特な戦闘だ。こんなのまったくWizじゃないという。


まだある剣街の秀逸なシステム。お次は「待ち伏せシステム」。こいつのおかけでお宝ザクザク、レベルはモリモリ! マップの特定エリア(玄室内とか)が「待ち伏せポイント」となっており、そこでじっとして待ち伏せ。といっても別に待つ必要はなく、待ち伏せ選んで次の瞬間エンカウントで快適大丈夫!

要するにこれは、Wizのシステムを逆にしたもの。Wizではモンスターが玄室で宝箱を守っていて、そこにプレイヤーが突入して戦闘し、勝利して宝箱を上手く開けると、お宝ゲットの流れ。剣街ではプレイヤーが玄室とかでモンスターの「輸送隊」が入ってくるのを待ち伏せするという不思議な話になっている。

でも別に驚きはしなかったですよ。メタルマックスでモンスターを名指しで呼び出せたことに比べたら。どの敵が何を出すか決まっていて、どこでどの敵が出るか決まっていて、そこに行ってスキルを使い、そこで出現する複数種の敵の中から名指しで呼び出し、そうやって粘って決まったお宝を手に入れる。


これには何か共通した「面倒のないゲームシステムの遺伝子」みたいなものを感じましたよ。やっぱりみんな「面倒はない方がいいよな〜」って考えてるんだね〜。そう、面倒はない方がいいのだ! 玄室から玄室に歩き回って、枯れたらリセットして湧かせ直してまた歩く…面倒すぎる! 敵の方から来い!

待ち伏せするコストと敵のレベルが上がっていくので無限ではなく、持てるアイテムも100個まで。そろそろ100個貯まったか、と丁度いい頃合いで帰還すればザクザク自動鑑定。999個入る倉庫に放り込むか、全部店に売ればお金になりアイテムは店にストックされる。やってることはWizなのにこんなに快適。

「1ボタンで敵を呼び出せる」快適さ。その戦闘も2ボタンで入力もデモも一瞬で飛ばしていけばお宝も経験値もモリモリ貯まっていく。28〜35レベルで職業のスキルはマスターでき、転職でレベルが半分になってからマスターまでを繰り返せばあらゆる職業のスキルを網羅していくのも苦にならない。


大変なことをやっているはずなのに、ゲームの雰囲気も重苦しいはずなのに、実はサクサクの快適Wizライク、ダークな皮を被ったライト、キャラは素でガードカウンターを持ちさらに育ってスキルを手に入れるほどに無敵になってくる、この手のゲームにつきものの面倒は極力排除。そういうゲームだった。
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