終戦の日にふと思う

■「消せない火災」狙った兵器　米軍が使った焼夷弾の実態
(朝日新聞デジタル - 08月15日 11:46)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=5748792

しかしよ、今でも不思議に思うのは、何で、当時の大日本帝国は、米国相手に戦争おっ始めたんだろーな？

そもそも、敵国の首都や生産設備を、攻撃する手段を最初から持ってねーのにだぜ。

何か当時の軍部って、戦争をスポーツみてえに捉えてたのかもなんて印象受けるんで。

でなきゃ、ゼロ戦や戦艦大和なんざこさえたりしねえよな。まるで競技種目みてーに、「敵戦闘機や敵戦艦を想定した兵器開発」だったからさ。

恐らくは、日露戦争での、奉天会戦や日本海海戦くれーしか、成功体験が無かったせいか。あれだって、ロシア革命に乗じた「講和」だったし、僥倖に近い終結なんでな。

当時の米軍は、「艦隊決戦」って発想が、そもそも薄かったと思う。ゼロ戦が強敵なら、その空母や飛行場を、優れたレーダーで奇襲しちまえ」や、戦艦は、島嶼を守る日本軍を、射程の外（陸上兵器で、こんな大口径の大砲は、殆ど存在しない）から、砲撃すれば良いで、それを実践した。

たぶん、世界中の軍隊で、その合理性から、「戦略空軍」って発想を抱いたのは米軍だけだったかもね。

当時の同盟国のナチスドイツにしても、このアイデアは無かったと思う。ソ連に突然攻め込んだが、スターリンは、工場の大半を、ウラル山脈の西に移転ってな、途方もねーコト実施したせいで、長距離爆撃機を持たねえ当時のドイツは、その生産拠点を破壊する方法が無かったので。

因みに、日本の敗戦を決定したのは、マリアナ諸島を喪失したコト。

この時点で、北九州の一部を除き、日本国内の大半の国土が、B29長距離重爆撃機の爆撃可能範囲にされちまったので。

意外かも知れねーけど、日本を無条件降伏に追い込んだのは、B29だけでねーで、「ガトー型潜水艦」だそーな。

占領地から石油や食糧を運ぶタンカーや貨物船から、病院船や疎開船迄、片っ端から沈められた。

結果この国の200万英霊の死因の9割は、戦死ではねーで「餓死と病死」だ。

その上、空母とかの大型艦船もそれで沈められてる。

更にはB29に拠る、瀬戸内海とかの航空機雷での封鎖だ。

で、この記事なんだけど、東京大空襲を計画・立案したのは、カーチス・ルメイって米軍人でな。こいつは東京を焼け野原にして、戦後、航空自衛隊に貢献したって理由で、日本政府から戦後、勲章貰ってんだけど、もっと知られてねーのは、朝鮮戦争で、「米国国内の、焼夷弾の在庫一掃セールを行ったコト」さ。

平壌の人口は、これで1/10に激減した。爆撃の対象は、ダムや発電所迄拡散され、北朝鮮は、「世界の最貧国での独立を強いられた」んだ。

大量破壊兵器って、実は米国の歴史と共に歩んで来たと思うよ・・・ベトナム戦争でのナパーム弾や枯葉剤、今も中東とかにその惨禍を拡散してる、クラスター爆弾や劣化ウラン弾とかだが。

まるで、「世界最悪のDV亭主」みてえ・・・でな、なんでこんなひでー国に、安倍とか何時迄も、まるで植民地の総督みてーに、今も隷属してんだよ？

憲法改正して、「ジャイアンのスネ夫みてーに、世界中の、のび太君の迫害に加担する」より、「お前等、我が家から。そろそろ出て行けよ！」と抜かす方が、人間としてはずっと正常だと、俺には映るからさ。

何しろ、「世界から、真っ先に見捨てられ、それに拠り、世界は何の痛痒も感じねえ国に、彼の国は、為りつつ有る」のでなあ。

腐れ縁の着き合いなんざ、も、意味ねーので、そろそろ解消しませんか？そっちの方が、「余程、世界から信頼を寄せられる」のだからよ。