スクランブルもしくは国営にしない理由は単純である

■Ｎ国公約のＮＨＫスクランブル化、閣僚らの否定相次ぐ
(朝日新聞デジタル - 07月23日 20:12)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=5718751
スクランブル化にしないのはあくまで推測だが現状の受信料から相当減ると思われるからだ。全体で約7割くらいから徴収できているのでそれなりの回収率（？）だと思う。それが完全スクランブルになった場合はその割合を維持できるかは疑問がある。たぶん無理だろう。つまり簡単に言えばNHKの収入が減るリスクがある。だから、反対なのだろう。NHKがスクランブル化に消極的な本当の理由はそこではないかと思う。収入が減るとNHK自体が維持できない可能性も出てくるわけだ。では、次にいっそのこと完全国営化はどうだろうか？簡単に言えば国家公務員（地方公務員でも良い）化すれば良い。そうすればいちいち受信料徴収などという手間も省けるし、何より税金で運営しているので公共性は維持されるはずだ。ではなぜ国営化しないか。以前の日記にも書いているがこれも簡単な理由だろう。公務員化するとNHK職員の給料が減るからだ。平成30年度の国家公務員の平均年収は 686万円となっている。対する平成30年度のNHKの平均年収は1,124万円である、単純計算で約1.6倍の差がある。NHK職員を公務員化すれば当たり前だがこの給与水準になるだろう。特に国家公務員の場合は税金に関係するのでその辺は厳しい管理になるはず。NHKの既得権者からみれば給料が大幅減になって喜ぶ訳がない。だから、スクラブル化も国営化も反対なのだろう。結局は既得権者が得するようになっている。結局はそういうことなのだ。