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2019年07月20日19:30

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魔法世紀 2−2



 孤児院の職員が外を飛び出す2人に気づいた。
「おい、脱走だ。奴を捕まえろ。魔法警戒レベル2」
ニキータ「本当に心当たりが無いのよ。これがただの悪戯ならただでは済まないわ」
国継「僕は君を守る騎士なんだ。それが出来ないなら人生などに意味も無い」
ニキータ「ただの子供時代から続けている遊びじゃない」
ナノマシンが鳥形を模して飛んできた。
pi。ゴーレムが鳥形ナノマシンにレーザー光線を照射した。
鳥は落下しつつ焼失した部分を切り離し再度飛び始めた。
ゴーレムが未プログラムのナノマシン素体を出した。
・・・これさえあれば。
国継は走りながらプログラムを打ち込むと鷲の形のナノマシンは鳥の形のナノマシンを掴みウイルスを打ち込みそれを繰り返し辺り一面のナノマシンをこちらの勢力に変えた。
鳥は孤児院職員に逆に攻撃を始め追っ手はいなくなった。
古い型の風車は電力確保のため作られた施設だが大企業所有の建造物だ。
そこに仮面の男がいた。
「よく来てくれた。その子は企業主になったロバート・シュイナードの娘にあたる。
子供はその子だけのため急遽後継者として向かい入れることになった」
国継「あなたは?」
仮面の男「クリシュナ企業の執事です」
国継「・・・本物の姫になったわけか」
ニキータ「・・・盟約によりそなたを私だけの騎士に任命する。婚約の印にこのゴーレムを授ける。時が来ればまた・・・必ず私に会いに来て」
ニキータは国継にキスをして別れた。



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