修理

　ﾏｲﾐｸ、ﾄﾛ360さんの日記を拝見し多少やる気が出たのでﾊﾟｰﾂﾘｽﾄをひっくり返す。確か以前見つけた筈…あった！ﾏｽﾀｰｼﾘﾝﾀﾞの覗き窓周辺の品番を書き出し発注してみる。鉄板のﾚﾍﾞﾙｹﾞｰｼﾞ(？)は廃番だったが、窓とﾊﾟｯｷﾝが届く。
　RC36のｸﾗｯﾁﾏｽﾀｰが全く駄目だった為、某Yｵｰｸｼｮﾝにて1円で落札したCB1000SF用のﾏｽﾀｰｼﾘﾝﾀﾞの窓交換を行う。ﾄﾛさんの日記を拝見しておられる諸兄からは『おいおい、あれだけの整備日記見てやる気出たとか言いながら何だそれは』と、お叱りの言葉が出るであろう事は容易に想像がつく。…これが精一杯なのっ！素人の軒先整備程度と、ｵｰﾙﾄﾞﾀｲﾏｰを地で行くﾄﾛさんと比べようとするのが間違い。ﾂｰﾘﾝｸﾞ行くと良く見る黒い看板にある様に『悔い改めよ』と言いたい。
　さて、届いた部品を見てみる。よく出たな。MVX乗り始めた頃、この部分が曇っているﾏｽﾀｰｼﾘﾝﾀﾞが多く、どうにか交換部品は無い物かと探しまくって漸く見つけた部品である。何でこんなに劣化するのかと思う程酷い。こうなるとﾌﾙｰﾄﾞがｼﾞﾜｼﾞﾜと染み出す様になってくるのである。既にﾍﾆｮﾍﾆｮになっている硝子部分を捥ぎ取り、ﾚﾍﾞﾙｹﾞｰｼﾞを壊さない様に外す。圧入の枠を抉り取り圧入時に障害にならない様に洗い流す。ﾚﾍﾞﾙｹﾞｰｼﾞも洗って錆も取り、部品を並べる。組み合わせて打ち込み完成。
やれやれ、今日はいい仕事をしたなぁ。と、堕落の極みの如く短時間で作業場を後にするのであった。