主流経済学の人達はMMTなんてトンデモだ!と猛烈な批判を行っている。わけであるが
その批判の要旨はどういうものか?一つには「インフレ率をコントロールする手法が明確
でない」というもの、もう一つは「数式が無い」というものだ
前者についてもその手法を数式で表せ!と言っているから結局は数式が無いというのが、
一番大きな批判ポイントになるのではないかと思う。まあ確かに主流経済学は数式が大好
きである。経済も物理学などと同じように数式で表せるというのが主流経済学の基礎的な
概念でもある。その気持ちわからんでもないですぞ
主流経済学が何と戦ってきたか?というと、マルクス経済学だったわけだ。マルクス経済
学では数式はほぼ出てこない。主流経済学のように数列や微分・積分なんてものがバンバ
ン出てきたりしない。だからこそ日本では未だにマルクス経済学が大学で教えられている
日本の場合理系と文系に分けられていて、経済学は文系になっていて、文系に進む人は概
して数学が苦手というか嫌いな人が多いからね。小難しい数式が出てこないマルクス経済
学が好まれる所以ではないかと思われる
マルクス経済学に対抗して、自由主義的な主流経済学のほうが正しいんだぜ!というのに
は、数式を使って理論的に経済を説明するというのが良い手段だと。うんオイラもそう思
うぞ。ただし問題は経済ってそんなに数式でキレイに割り切れるもんだっけ?という事
主流経済学では数式で説明するために、しばしば「モデル化」という手法を使用する。し
かしこのモデル化というヤツが主流経済学の最大の問題点じゃないかと思うんだな
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