魔界ラジオ 2002年12月5日収録
[お題:風邪]
σリスナーから
『風邪で肩が痛い
…弱い部分に菌が
増殖してるの?』
こ、怖いにゃ
肩こりは感染で?
菌が増える所
は限られてるよ…
筋肉に直接増殖は
あり得ないって。
肺の辺りは?
肺炎ならね…
気管支や喉付近が
痛みは出やすい。
じゃあ何で?
肩と首付近には
風邪の時にツボが
具合が悪くなる為
痛みや不快感が。
(肺喩・風池など)
ツボが痛いの?
σそうなるね。
治療の基本は痛み
を探して原因箇所
を治す事だから。
叩けば治る?
強くはダメ!!
暖めた方が確実。
血行が促進すれば
回復するんだから
暖めて寝るにゃ
φ(゚Д゚ )フムフム…体を守るために増える白血球=免疫細胞がより強く働けるよう、
脳が指令を出して発するのがプロスタグランジンという物質。
このプロスタグランジンは体温をあげる働きがあるのですが、危険を知らせるために
痛みを出す物質でもあるので、関節痛や筋肉痛が起きてしまうのです。
炎症が起きた喉などが痛むのも、このプロスタグランジンのためなのです。
風邪は治ったけれど、筋肉痛だけが残って辛いという時があります。ですが、
筋肉痛が残っている場合、実はまだ風邪は治っていません!
熱と痛みには共通した原因がたくさんあります。そのため、熱の場合でも痛みの
場合でも、共通の『解熱鎮痛剤』が治療薬として用いられることが多いのです。
とはいえ、熱がなく、体だけ痛いという場合もあります。一つは、局所の筋肉が
疲労して軽い炎症を起こしているような場合。また、ウイルス感染によって起こる
風邪であっても、ほとんど熱が出ずに、体だけ痛いということはあります。
ログインしてコメントを確認・投稿する