休暇取得推進日だったので、午前半休して映画2本。
1本目は、
「ニューヨーク 最高の訳あり物件」。
これは、「ハンナ・アーレント」のマルガレーテ・フォン・トロッタ監督が、初めてコメディ・ドラマに挑んだ意欲作。
モデルからデザイナーに転身を図ろうとするジェイドだったが、突然、夫ニックから離婚を告げられる。傷心の中、夫の前妻マリアが部屋に転がり込み、「慰謝料代わりにこの家の所有権を貰っている」と告げ、奇妙な同棲生活が始まる……
この映画、ニューヨークを舞台としているが、主要俳優にアメリカ人はおらず、しかもこれはドイツ映画。映画の雰囲気はちょっと違う。
ジェイドを演じたイングリッド・ボルゾ・ベルダルは、一流モデルと言うにはちょっと太めのように思うけど、その分、女性美に溢れ魅力的。
内容としては、大人のラブコメであり、展開としては離婚された妻2人が組んで不実な夫に逆襲・・・と思っていた展開が予想外の決着に落ち着くのも「あれっ?」って感じ。
また、マリアの行動理由がどうにもわからん・・・この辺り、ドイツ人の感覚なのか、マルガレーテ・フォン・トロッタ監督の女性ならではの感覚なのか、どうにもすっきり来なかった。
2本目は、
「12ヶ月の未来図」。
これは、フランスの中学校を舞台に、エリート教師と移民の子供たちの交流と成長を映し出すヒューマンドラマ。
パリ郊外の教育困難校に送り込まれた教師フランソワ。生徒たちの貧困や学力低下などに直面するなか、退学処分になったセドゥの未来を守るためある戦いに挑む。
これは、同じフランス映画の「奇跡の教室」のような、人種のるつぼとなった郊外の底辺校生徒と教師の物語だけど、教室の生徒全体を対象に濃厚なドラマを組み上げた「奇跡の教室」に対し、落ちこぼれ生徒のセドゥと彼に向き合う教師、と言う小さな物語としているのが物足りなかった所。
まぁ、「奇跡の教室」が出来過ぎとも言えるのだけど・・・
午後、虎ノ門で会議だったので、その前に有楽町のビックカメラにあるパナソニックのショールームで、レッツノートRZを購入。
現サブ機のJ10と、タブレットPCの2台を1台で代替するつもりだが・・・予想外に高い買い物になってしまった。とほほ。
(まぁ、カスタムモデルにする方も悪いのだが)
とりあえず、月末到着予定・・・夏休みにセットアップだな・・・
会議の後、チネチッタでもう1本。
「Diner ダイナー」。
これは、平山夢明の同題小説を、主演・藤原竜也×蜷川実花監督のコンビで映画化したもの。
元殺し屋で天才シェフのボンベロが店主を務める殺し屋専用のダイナーを舞台に、客として訪れた殺し屋たちが死闘を繰り広げる。
これはまた蜷川実花らしい絢爛さの映画。赤を多用したコントラストの強いビジュアルもいかにも、と言う感じ。
演じる役者¥(かなり豪華)、振り切った感じで殺し屋を演じているが、その中で戸惑う玉城ティナが、まるで人形のような可愛さを見せる。いやぁ、玉城ティナは可愛いねぇ。
帰宅後、最近ずっとそうなのだけど、何も出来ずぐったり。
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