良かった良かった

新日フィルと栗友会のブラームスナイト（でいいのか？）を聴いて帰宅中。
いやー、素晴らしかった(^^)。
特にドイツレクイエムは圧巻。
私が予習のために聴いていた、サイモン・ラトルの演奏にも遜色ない名演だったと思うよ。
もっとも合唱から離れて久しいので、素人の感想だけど。
パートの声もまとまってたし、あの大曲をとにかく歌いきったことに拍手を送りたい。
終盤6曲めのフーガの出だし、女声が一瞬乱れたけど、全然許容範囲。テノールも、あんまりへろへろしなくて、なんか期待はずれ（何を期待していたのだ^^;）。
2曲めのフーガで、ベースの某Sさんがいきなり回りだした時は、危うく笑いそうになったけど、こらえた。
残念だったのはむしろソプラノソロで、もっと透明感のある声が私は好み。プロだからもちろんうまいんだけどね、これは純粋に好みの問題だから。
バリトンソロは好きだったなぁ。旋律がはっきりしてて、バリバリし過ぎず、テンポも正確で。
オケも無難だったが特に問題もなく、良かったっす。

やっぱりなんと言っても、前半から全部歌って、最後まで歌いきった合唱に、最大のブラボーを贈ります。

私の席は1階下手側で、先生かなー…という後ろ姿をずっと見てたんだけど、いまいち自信がなく、アンコールの前にすーっと出て行くのを見て、あ、やっぱり先生だったんだーと思ったが、時すでに遅く、挨拶出来ずじまいだったのが心残りではある。でも、みんながいつ出て来るかわかんないし、早く帰って今日も勝った巨人の試合をスポーツニュースでみなきゃならん（笑）ので、さくっと失礼したのでした。

とにかく、行って良かった。
やっぱりドツレクはいいなぁ。
幸せな夜でした。