魔界ラジオ 2002年8月28日収録
[お題:食後の…]
σリスナーから
『甘い物は食事の
後の方が太らない
って本当なの?』
黒帯に聞くにゃ
『太りますよ〜
ただ空腹時よりも
カロリー吸収されにく
いだけ。食事前に
繊維の多い食物を
取ると違います』
ありがとにゃ
食物繊維が吸収
阻害するからね…
でも食後3時間内
の追加カロリーは糖が
処理しきれず脂肪
になるから太るよ
その後なら?
6時間経過する
と筋肉を破壊して
栄養素を出すから
間食は3〜6時間
の間がベストだよ
(200kカロリー未満で)
つまり食後は
やっぱり太るにゃ
σカロリーの追加に
しかならない訳さ
…無かった事には
ならないのが現状
残念だにゃ〜
φ(゚Д゚ )フムフム…甘いものを食事の締めとして食べることは世界共通の習慣です。
そもそも「デザート」という言葉自体、「食事を片付ける」といった意味合いの
フランス語「dessert」からきています。食後に甘いモノを食べる際、ポイントと
なるのは「満足度」。腹八分目であっても、スイーツを食べることで心が満たされる、
というわけです。なので「お腹いっぱい食べた後のスイーツ」はオススメできません。
和食を食べた後にスイーツを食べるって、あんまり聞かないですよね。それは和食が
お米などの炭水化物、すなわち糖質が欧米の食事に比べて多いためです。糖質は他の
エネルギー源に比べて消化吸収が早いため、血糖値がすぐに上がって満腹感を早く得る
ことができるから。欧米の食事は糖質よりもお肉などのタンパク質や脂肪がメイン
ですので、最後にスイーツを食べて糖質を補給して満足感を得る、という理屈です。
糖分主体の和食ですと消化吸収の早さから、洋食に比べてお腹がまた空きやすいという
こともあります。急に上昇した血糖値は、急に下落しやすく、結果として「だるさ」を
覚えてしまうというわけです。それを補っていたのが、いわゆる「3時のおやつ」の
習慣です。食後のスイーツを習慣とする欧米には、ティータイムに簡単なスコーンを
添えるくらいはありますが、日本ほど「3時のおやつ」の概念がないといえます。
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