名探偵ピカチュウ見てきた

妻と、もうポケモンはとおに卒業したはずの娘とで見てきました。
冒頭の主人公が２０代半ばの保険の営業マンであることの紹介から、街の中では人間とポケモンが共存してる社会なのだと言う説明、主人公の父親がピカチュウを残して死んだらしいという説明あたりまではすごく良くてこれは傑作の予感！
実写版マリオも実写版ドラゴンボールも、つかみからしてなんじゃこりゃレベルでしたからね。
ついに世界観を実写で取り込める脚本家の時代になったのだなと。

がしかし、ヒロインの登場からあれれ？と。
そこから最後まで映画に入り込めませんでした。
ポケモンという所詮はバトルありきの少年漫画の世界に、突然実写の女性が登場すると一気に世界観を維持できなくなっちゃうのではないかと。
物語のほうは騒動の解決で家族の絆を取り戻すという、完全にいつものハリウッド。

しかし娘はすごくこの映画を気に入ったようなので、メインターゲット層には支持される映画と言うことでこれは正しい映画だったのか。

客席は日曜の昼間にもかかわらずかなり空いていましたが、小さな子供がこれを最後まで大人しく見ていたというのが意外でもありました。
寝てた？

吹き替えは驚異的に良かったです。

>『名探偵ピカチュウ』米興行、予想を上回る好成績　「ゲーム原作映画はヒットしない」定説を覆す？
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