民主党政権が悪夢だった理由の一つに

自分たちは革新的である、新しいことをする、自民党とは違うと言う事で
仕分け作業の名目で、事業や行政の機能を停めてしまった事ですね。
一度停めると中々軌道に乗らないのが行政に限らず大組織のもつ特徴なので
その結果、災害なんかも対策が追いつかないってのはあったりします。

この辺は消防団でも話題にはなってましたね。
予算の仕分けで、まともに活動できない地域があるとか。

仮に、仕分けと再編成を同時に行っていたら、民主党政権は名政権としての
評価を得る可能性がありましたが、パフォーマンス重視の蓮舫さんや自分が
一番すごいことできるんだ辻元さんなんかが目立つ事になってしまい結果、
悪夢と言われる実績を残したのは否定してはいけない事実の一つと言えます。

辻元さんに至ってはピースボートで放浪しただけなのに世界中のNPOや
福祉を熟知してるかの様な勘違いでことを悪化させた面は否定できないのに
マスコミが守るので、NPO界隈から蛇蝎の如く嫌われてると言う側面もあります。

で、なんでそうなったか？

それは新しいことをやる、違う事をやる、それが革新と変化だと言うだけの
言葉上の理解なんですね。
この辺は小泉純一郎さんも同様。
自民党を壊すといって壊したのは日本のシステムと言うのはありますし、
この小泉改革の所為でいらん苦労をする羽目になった児童や保護者の数は
結構な数になるとかなんとか。

蓮舫さんや辻元さんを先鋒とした民主党政権は過去のものを全てなしにして
自分たちの成果とする！な訳なんですけれど小泉政権と違うのはなしにした！
と言う事での対策を抜きにして自分たちのやりたいことだけやったのがある、
なんて事ですね。

例えば、子ども手当なんて財源が無いと気づいたときに延期するか貧困家庭からの
開始とすりゃいいのに無制限にやって結果、今増税をしろと言う話になる。
忘れているかもしれませんが、当初菅直人内閣での消費税増税は、震災前までは
子ども手当の財源確保が名目だったりしたし、その頃の新聞読めばでてきます。

疑問がある場合は国会図書館で当時の新聞を見ましょう。
遠方の人はネット経由でコピーが入手可能だそうです。

そういう事になる最大の理由は基本的には名誉欲なんですが、同時に
過去のものを（吟味もせず）廃棄して、新しい自分の考えたものを押し付けるだけ、
の革新思考が原因と言って良いのですよね。

だかあまう過去を破壊する破棄する方向に目がいってしまうのが知恵が追いつかない
革新思考の欠点なんですよね。

したがってそれにより不幸を撒き散らされた人が多く、また革新系列の人が
首長になり、福祉システムを民間に何も支援も補助もなく丸投げして町内の
障害者トラブルを増加悪化させた人もいます。

宮城県の事を調べるとでてきますよ？

てな感じなのですね。

だから、そこで保守勢力がもとめられてしまう訳ですよ。
マスコミ等は守旧派扱いですが、うまく動いているシステムを維持するのも
保守勢力の本来は仕事なんですね。
つまり、変える必要が出てくるまではそこをイジらないようにしていくのが
ある意味では大組織には必要だし、変えるべき場所があったとしても、
他の場所との兼ね合いのマネジメントも必要になってくる訳なんですね。

それができない、あるいはしない、低く見ている等の人が長になると、
悪夢と後に揶揄されてそれを否定しても否定しきれない一般意見が出る
と言う結果になるだけなんです。


今の革新系とか進歩派なんて言われるのは、結局は破壊と破棄しかしてない
と言う印象がある限りは、信頼されないしその責任を取ってないとなると、
人からの拒絶だけで終わるんですよね。

そういう意味では民主党系列の方々がもはや福祉や教育界隈から嫌われている
と言うのは、自業自得と言う状態と言えるんですよね。

そこを指摘してもﾈﾄｳﾖが！で終わらせる思考停止があるから、回復の見込みは
まあ、ないんですけれどねｗ