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2019年04月23日08:46

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一ト幕見

昨日は鈴本演芸場が場内メンテナンスの為 休館日。
平成最後を謳っている歌舞伎を見に行きました。

午前中に雑用を片付けて午後から出掛ける。
先ず、歌舞伎座の一ト幕見の窓口へ。
時間が来ないと売り出さないんだそうで「鈴ヶ森」まで1時間あるので木挽堂さんへ。
加賀山直三著「ある女形の一生」東京創元社刊を買う。
五代目・中村福助丈の一生だそうで始めだけ読みましたが・・・面白い!。
色々情報交換して、こんぴら歌舞伎は盛況だそうです。
名古屋は観客動員・・・苦戦してるとか?

一ト幕見「鈴ヶ森」49番目 この番号なら座れるのでほっとする。
前列に座れる。勿論オペラグラス持参です。
権八が菊五郎 これは文句無く当代一 十七歳の若者に見えた。 
長兵衛・吉右衛門 残念ながら身体に愛嬌が無い。
お兄さんの幸四郎(二代目・白鸚)のも見てますが、あちらに軍配が上がる。
台詞術は上手いかも知れないが声に相変わらず幅が無い。
全体的のバランスが取れていて歌舞伎の醍醐味は確かに平成最後ですね。
*梅幸と八代目幸四郎が見た中ではベストです。

終えて急いで階段を下りる。
と、言っても一般の人の普通の速度です。
一番後ろに並び72番の札を貰う。時間前にエレベターで四階へ。
始めて奥まで行きましたが、物故者の写真と履歴が丁寧に掲載されている。
今度はこれだけを見にいっても・・・。
15代目・羽左衛門の権八の写真は黒紋付では無く鶸色の着付けでした。
「実盛物語」ですが、当代仁左衛門は同じ15代目で型としても派手な方です。
太郎吉は、音羽屋の孫 眞秀君 これが名演技です。
歌六が瀬尾でしたが、最後の平馬返りは遣らず(出来ず?)。
市蔵のものを見てますので・・・

終演後 お年寄(私よりも年上の方)が仁左衛門ファンは堪らないだろうね。
と、言ってました。正にその通りでした。

久し振りに一ト幕見で見ましたが、もう少し前売りを早くするとか?
乗り出して見た観客への注意の仕方・・・どうにか成らないですかね?
あの高飛車な言い方は・・・ね。

正直 歌舞伎は暫く見るのを止めてみようか? と、思い始めました。
が、五月は「團菊祭」。で昼の部の一番目に「対面」が出る。
配役を見てわくわくしました。十郎が梅枝・五郎が萬太郎です。
本当の兄弟が曽我兄弟を演じます。
この頃 評判の良い二人・・・楽しみにしております。
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