小生、何年も前から消費増税反対の立場ではあったが、これは思わぬ援軍か。

■日本の消費増税「デフレ招く」＝財政赤字膨張にひるむな−異端の米教授
(時事通信社 - 04月21日 09:01)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=4&from=diary&id=5590123

「1000兆を超える財政赤字を抱え、日本経済は破綻目前」だとか、「国民一人当たり◯百万円の借金」などというマスコミが大好きな論調を聞くにつけ、大いなる違和感を感じてきたが、その違和感の本質を論理的に説明するものとして女史の論考は実に腑に落ちる。

「貸し手は誰なんだ？」とか、「バランスシートの左右を双方眺めろ」とか、どこかの評論家の受け売りをかじった程度では飲み屋談議にもなるまい。

「ギリシャは財政再建を図ったために経済を崩壊させた」と刺激的なフレーズを放つ女史の説が100%正しいものかどうかは、小生の薄っぺらな見識で判ろうはずもないが、いやしくも為政者は、あらためて財政赤字の正体の本質に迫らねばなるまい。

それにしても、消費税増税反対を唱える向きが、こぞって飛びつきそうな論旨といえようか。

参考
https://toyokeizai.net/articles/amp/273275?display=b&_event=read-body