目目連とわたしの涙。

4期「目目連」ラストシーンで思わず涙…

4期は脚本が秀逸で、楽しいし面白いのは勿論、胸にくる話も多くてよく泣かされました。
この「目目連」の話では優しさに胸打たれて泣きましたおっちゃん、イイヤツだったんじゃん…

1話の見上げ入道は自分の住処を開発の名の下荒らされて怒って出てきたけれど、2話の目目連は元々は悪さをしない穏やかな妖怪（235期は悪いヤツだったのに）。でも目目連が暮らしていた木蓮の里は開拓されて別荘を建てられてしまった。居るところをなくした目目連は別荘を建てた人間の家へやってきて復讐をするっていうお話でした。
鬼太郎さんに家から追い出され行き場を失くした目目連が見つけたのは一本の木蓮の木。ようやく居場所を見つけたと思ったら工場からの煙や車の排気ガスで目をやられ、挙句に通りかかったトラックに枝を掃い飛ばされてしまう。そうして我慢がならなくなった目目連は町中を破壊しちゃおうって暴れはじめたのを鬼太郎さんに退治されるんだけれども、目目連の気持ちを察していた鬼太郎さんたちがどうしようって思案しているところへ例のおっちゃんと子どもたちがやってきて謝ってくれました。
最初、鬼太郎さんが家に目目連を退治に行ったときは妖怪の存在を信じていなかったおっちゃん（つーか子どもたちの父親なんだけど笑）だったけれど、子どもたちの話を聞き、町の騒ぎを見て信じたようでした。

「目目連の住処をつぶして申し訳なかった、木連の里を元に戻します」

と太っ腹なことを申し出てくれたのですこの人大金持ちなのか（笑）。
もうここでわたしの涙腺が緩みました…あぁ、なんて優しい世界……
それを聞いて安心した鬼太郎さんは、閉じ込めていた妖怪カメラから目目連を解放します。カメラから出てきた目目連に娘さんが、

「目が真っ赤だから」

と、目薬をさしてくれるのを見て更に涙が……

4期ィ…優し過ぎるゥ……

そんな4期を見てティッシュで涙を拭っていたところにやってきた夫、びっくりして

「泣いてんの？何度も見てるのに」

と声をかけてきたけれど、

うっせー！いい話は何度見ても泣けるんだよ!!!!!!!（←てか4期はこれが2回目だから）
つーか今心が洗われているところだから声掛けないで!!!!!!!

と心の中で罵倒しました

だって目目連も優しさで泣いてたもん。
けれども目目連は泣いてしまったけれど、鬼太郎さんたちは笑顔になれた
朝からいい話を見てこられてヨカッタです
あー4期やっぱいいなぁ、4期も大好きぃ！
でも油断するな！こんないい話ばっかじゃないところがまた4期のスゴさと辛さでやんす……

4期ファミリーもすっごくスキです団結感があるよね（笑）。
盗んだものをこっそり食べていたねずみ男を見つけた鬼太郎さんたちが睨みつけながらにじりよる様子がじわじわ面白かった
なんだろう4期のキャラクターたちの持つ空気の不思議感…（笑）
言葉にできないけどこの雰囲気がスゴイ（笑）しスキなんだよね（笑）。


さて、この回は原画に3期スタッフの新岡さんが参加されていたのでところどころねずみ男が3期風になっていたのがまたズガン！でした初見では驚いたのと同時に3期風のねずみを見るたんびに懐かしさがこみ上がってきて、切なくて胸が苦しかったのを覚えている…3期風の鬼太郎さんが見られたのは「万年竹」と「化け鯨」の回でしたが、この回で3期っぽい鬼太郎さんは出てこなかったですネー新岡さんが描かされていたのはねずみばかりだったのか（笑）。
いや待てしかーし!!!
2回目よーーーく見るとやはり3期風鬼太郎さんがちょこちょこ出ていたのに気付いたよあたしゃ!!!!!!一反木綿から飛び降りて町の中を捜索して走り回るシーン、きっとここ新岡さん描かれたはず…見覚えある雰囲気なんだよー半ズボンも短めになってたモン…（笑）ほかにも新岡さんだと見受けられるとこ見つけられてキュゥゥ〜ン！ってなった一反木綿に跨る鬼太郎さん、正座じゃなかったのもなんか引っかかるんだよね（笑）アクティヴ感が3期（笑）。
あとさー、ねずみ男の後ろ姿だけ見ても新岡さんの作画の雰囲気ビシバシ伝わってくるのがあの線の描きかただよね！真っ直ぐカクカクの線、あの線もホントーに懐かしかったよ……

あぁダイスキ3期!!!!!!!!

わたしにとって3期なくしてはやっぱり鬼太郎さんはなかった!!!!!
グワァァァ〜4期も大好きなんだけど、やっぱし3期がモーレツにスキでした!!!!!!

って、なんの話しだゴメン4期鬼太郎さん……


次回「夜叉」！
うおぅぅぅ、この話しもサイコ―にヨカッタ!!!!!楽しみ!!!!!!!!

4期感想は多分続きません（笑）。　←3期最終回感想まだだし