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2019年04月04日16:15

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●「こどもしょくどう」4月5日よりテアトル梅田ほか順次公開

●「こどもしょくどう」4月5日よりテアトル梅田ほか順次公開
最近、日本で問題になっている発育期の子供の栄養不良。
この飽食の時代にまさかと思う人も多いが、現実である。
現代社会の貧困を子どもの目線で描いた秀作ドラマ。
監督は「火垂るの墓」「爆心 長崎の空」の日向寺太郎。
脚本は「百円の恋」「14の夜」の足立紳。
主演は藤本哉汰と鈴木梨央で、吉岡秀隆、常盤貴子ほかが
脇を固めている。
小学5年生の高野ユウトは、ある日、いじめられっ子の
幼なじみのタカシを家に招いた。タカシは母子家庭で、
わずかなお金を子供に渡し母はほとんど家に戻っこなかった。
ユウトの家は食堂。ユウトの両親は食堂に招き、頻繁に
タカシに夕食を食べさせていた。
ある日、ユウトたちは河原で車上生活をしている
ミチルとヒカルの姉妹に出会う。
気の毒に思ったユウトは姉妹を家に連れて行き、
2人にも食事を出してほしいと両親に願い出る。
両親は驚くが「今回だけは」と食べさせる。
数日後、姉妹の父親は姿を消し河原の車は悪ガキに壊されてしまう。
ミチルたちは行き場をなくしてしまうのだが、
観ていて心が痛くなった。子供の演技がいい。寝癖も、
みんなで虹の雲を探したり、「海は広いな」を歌うシーン泣ける。

※「子供食堂」は現在、貧困から子供の命を守るためシステム。
自発的に発生し、日本中に数千か所ある。システムも受け入れ方も
場所に寄って様々だが、それにより多くの子供が守られ、また
居場所になっていることは事実だ。監督に伺うと、そこから
新たなコミュニティとしての意味も生まれているという。

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