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2019年02月23日21:32

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「歴史」が暗記科目ではないとの認識は、昔も同じではなかろうか

■2020年・大学入試の激変で、もう丸暗記じゃダメ。新科目「歴史総合」とは?
(日刊SPA! - 02月23日 09:12)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=81&from=diary&id=5510351

あらゆる事象には因果というものがある。
その因果を伴った事象の連鎖による時間的変遷を歴史と解している。
なあんて、吉本隆明でもあるまいし、カッコつけて難しげに言う必要はない。
ぶっちゃけ言えば、
「おいおい、なんでこんなことになっちまったんだよ」
って、常に語りかけながら、時系列に事象を追いかけていけば、「歴史は暗記」なんていう呪縛から解放される、と思っている。

保元の乱と平治の乱とはどっちが先で、誰と誰が戦いどっちが勝ったの?だとか、大坂の陣は夏と冬どっちが先だ?なんてことは暗記するようなハナシじゃなくなるはず。
「大軍で押しかけてきたけど、すっげー寒くなってきたしよ。堀は深くて守りは堅てーし腹もへったし。いったん引き揚げて、あったかくなったらまた出直そうぜ」って思えば冬の陣が先であったことなど記憶するまでもない。

あるいは、三国志オタクってのはすごいもんで、何百人もの武将や軍師を諳んじている。
武将たちのとった行動、放ったセリフから、その武将の顔かたちから性格までをイメージし、ドラマ仕立てで頭の中に歴史絵巻を創り上げるからだ。

当たり前のことだが、歴史を作るのは人間。そこに立ち至って歴史を感得できれば、歴史はとうに暗記科目ではなくなっている。

歴史が単なる暗記科目でないことは、今になって言う話ではなく、40年も前からみんな認識していたと思う。

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