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2019年02月09日23:49

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゚Д゚) <Mero Love Story (私のラブストーリー)

■【バレンタイン粉砕デモ】「恋愛するのが当然だという思い込みが間違い」 革命的非モテ同盟が極寒の渋谷を練り歩く
(キャリコネ - 02月09日 17:20)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=210&from=diary&id=5491949

 そういや、中国やインドでも似たようなデモ…というか抗議運動?…見たいのなかったっけ。あれはクリスマスだったっけ?
 まあ、あちらのはもっとこう文化侵犯的なものへの抗議みたいな色合いがあった気もするけど、日本は今日も平和デスワーわーい(嬉しい顔) バレンタインを祝うも祝わないも、恋愛するもしないも、人それぞれでイイジャナーイ!



Mero Love Story (私のラブストーリー) 2011年 149分
主演 アーリヤン・シグデル & リーチャ・シャルマー
監督 スダルシャン・ターパ
"僕は…彼女を愛さないようにしていたんだ"

https://www.youtube.com/watch?v=P-gucvp33tU

 これは、幾重にも語られてきたアダムとイブ…全ての恋人たちの物語である。

 アバーシュとニシャーは共にポカラの同じ病院生まれながら、これまでお互いを知らないまま。
 カトマンズの大学卒業間近となったニシャーは、ポカラへ帰省するバスの中で親友ギータの恋人だったチャラ男アバーシュと出会ってしまう。以前から、始終ふざけて人の話を茶化すアバーシュと真面目なニシャーはまったく気の合わない関係。大学内でも、出会うたびに口喧嘩を繰り返していく仲だった。

 帰宅したニシャーは、見合いの席でお相手ヴィナイを連れてきたアバーシュに驚くものの、アバーシュの助力によってトントン拍子に進む婚約の中で、次第にヴィナイを仲介役として2人の仲も親友のように変わっていく。こうして3人は、いつも一緒に行動するようになっていくが、婚約者2人の結婚も間近に迫った新年のお祭りの夜、大いに酔っぱらった3人の関係に亀裂が…

 

主な登場人物 ()内は役者名
アバーシュ・シン・クンワール (アーリヤン・シグデル) 米国帰りで、父親の務める広告会社勤務。自称カトマンズ1のクールガイ。音的には"アバース"とも聞こえる…。
ニシャー・シュレスタ (リーチャ・シャルマー) 映画前半は卒業間近の大学生。アバーシュと同じ年同じ3月29日に、同じポカラのマニパール病院で生まれる。
デヴィ (サクンターラー・シャルマー) ニシャーの祖母。
シーマ・シュレスタ (トリプティ・ナドカール) ニシャーの母。
ギータ・ターパーリヤ (プラーバー・ビスタ) ニシャーの学生時代の友達で、アバーシュの元カノ。
ヴィナイ・トゥラダール (ヴィナイ・シュレスタ) 通称ヴィナヤとも。米国在住のビジネスマンでニシャーの婚約者。"米国の永住許可証を持つ、クリシュナ神のような相手"と言うデヴィやシーマの出す条件を満たした人物で、アバーシュとは父親同士が親友だった事からの知り合い。
ラービンドラ (ナレーシュ・ポウデル) ヴィナイの父。
ローシャニー・クンワール 故人。台詞上のみ登場。アバーシュの母。彼を生んですぐ事故死している。
ビシャール・シュレスタ 故人。台詞上のみ登場。ニシャーの父。ローシャニーと同じ日に事故死。
プラーブ・シン・クンワール (ケーシャヴ・バートラーイ) アバーシュの父。メリーと言う犬を飼っている。妻の死後にポカラを離れていた。
プラクリティー (ペミナ・コルラタ) ニシャーの娘。
ダヤ (ダヤハン・ラーイ) タクシー運転手。苦しむアバーシュに絡んでくる兄貴。
シヴァム (ディネーシュ・ラーウト) ギーターの夫。
クラブの常連客 (スシーマー・カールキー 特別出演)


挿入歌 Udhi Chhune Chadra ([僕は世界から飛び立って] 月に触れていく)

https://www.youtube.com/watch?v=PQLmyfu_ubs


わーい(嬉しい顔) 大ヒットロマンス映画「Mero Euta Saathi Cha(私の、たった一人の親友)」のスダルシャン・ターパ監督&アーリヤン・シグデル主演による、ロマンス劇ネパール映画。ヒロインは、本作の翌年に「Loot」「Visa Girl」のヒットで注目される事になる女優リーチャ・シャルマーが演じている。

 運命で結ばれた男女のドタバタロマンスを描く、至極基本に忠実な恋愛映画の1本。
 すでに恋愛映画主演男優としての地位を築いているアーリヤン・シグデルを主人公に立て、モデル出身のリーチャ・シャルマー&ヴィナイ・シュレスタと言う綺麗所に迎えた、友情と恋に揺れる三角関係を描いて行く手堅い作り。

 映画前半は、ニシャーの婚約を中心軸に、それを助けるアバーシュとのコメディ的友情劇。後半は、その友情が破局してからの両者の友情と愛情の再生を描いて行く2部構成。
 所々で、幻想的な背景の中で主役2人が共に生い立ちを語り合いながら、本編の2人の気持ちを外側から代弁するシーンが挟まれて多少混乱するけれど、基本的にはボーイ・ミーツ・ガールを地で行く展開で、意外性とかはまああるようなないような。アバーシュ演じるアーリヤンを中心にした物語展開の上で、本作が2本目の主演作であるリーチャ・シャルマーを売り込むプロモ映画的な雰囲気。

 監督を務めるスダルシャン・ターパは、1978年生まれ。
 初監督作「Mero Euta Saathi Cha」の大ヒットによってネパール映画界の新進気鋭の監督として活躍し続け、監督作「K Yo Maya Ho(これが恋?)」と同年公開となった本作で3本目の監督作となる。
 ロマンス系映画監督として有名な他、14年には「Saathi」「Lamphu」の2本に出演して俳優デビュー。映画監督と俳優の双方で活躍しているよう。

 舞台はポカラとカトマンズの街中ながら、ミュージカルシーンなどでダウラギリとかの絶景が出て来たりして「あいかわらず、ネパールはスゴい風景が広がる国だなあ」とビビる画面も。
 本作の後の「Visa Girl」などでも出てくる、リーチャ・シャルマーの口からアピールされる「ネパールを愛し、ネパールをより良く変えていこう」と言う直球主張もこの頃から健在。リーチャさんの、どんどん変わるファッションも見所ですゼ。
 中盤、主要3人の友情に亀裂が入る事件で、イメージながらかなりわかりやすく濡れ場が表現されている所は「ああ、ネパール映画もこう言うシーンがちゃんと入るんじゃん」って感じ。映画後半、不幸なヒロインと化していくニシャーを演じるリーチャの演技力はまあ、まだ固い感じではあるけれど、なんとなくその後の活躍を予感させるような役所にも見えてくるのが、良いんだか悪いんだか。

 映画前半に、わりとゆっくり詳細に描かれるニシャーの婚約準備とその裏側の人々の喧噪なんかも興味深い部分。
 婚約式(?)の夜に、親族友人を集めて歌勝負する所なんか「ああ、ラブソングがこんな所で生活の中に溶け込んでるのねえ」と感心してしまいますわ。日本でこんな遊びは、なかなか出来ないだろうなあ…とか考えながら見てたけど、どの辺までがリアルなんだろな? それぞれのラブソングの元ネタも知りたい!(ヒンディー歌はなんとなく元ネタがわかった!)


挿入歌 Naachana (踊れ踊れ)

https://www.youtube.com/watch?v=mXkKTfNdAsE
*メインで踊ってるのは、ダンサー女優としても活躍している女優スシーマ・カールキー。



受賞歴
2012 NEFTA Film Awards 主演男優賞(アーリヤン・シグデル)・主演女優賞(リーチャ・シャルマー)・撮影賞(ラジェーシュ・シュレスタ)


・Mero Love Storyを一言で斬る!
「恋物語の代表として、ロミオ&ジュリエット、ヒール&ランジャーに比するネパールの代表的悲恋劇は『ムナ&マダン』って言うのね!」
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