え？今、ヨーロッパでビーガンという完全菜食主義者が増えているんだね。

今朝、録画していたテレ東の未来世紀ジパングを観ていたら、「ビーガン」というベジタリアン以上に菜食主義な人向けの特集をやっていました。

　今、ヨーロッパでは、健康志向でベジタリアンが増えていると言うのは知ってましたが、それを超えて、「動物愛護」の観点で、動物を殺すのは良くないという志向の考え方で、肉、魚を全く採らない「ビーガン」という完全菜食主義者が増えているんだそうです。

　その影響で、ドイツでは、食肉会社の売上が15%位落ち込んでいて、大豆で作る肉を製造するようになったようです。また、牛乳もNGなので、豆乳でチーズを作ったりしているんだそうです。
　でも上手く調理すれば、違和感なく、動物性の油を摂取することなく、食事が出来て、健康にもいいと考えられているそうです。
　既にヨーロッパのとあるマクドナルドやケンタッキーフライドチキンでも菜食者向けのメニューが出始めているんだそうです。
　
　また、海外の寿司屋でも、フェイクまぐろの刺身も使われていて、触感もかなり本物に近いということです。

　また、日本にくる外国人の中にもビーガンやベジタリアンが多くなってきているにも関わらず、菜食主義者向けの飲食店がないので、外国人も困っていると言っていました。

　番組では、「これから東京オリンピックが開催されるので、日本でも菜食主義者向けの店を増やして、新たな市場を狙っていくべき」と言っていました。

　ただドイツやフランスでは、ビーガンが行き過ぎて、過激派が食肉会社の工場に放火したり、店に落書きをしたり、犯罪が増えているので、そこまで行かない程度に普及させて、上手く使い分け出来るようにしていくべきだと思いました。