行政の長の仕事は、全体を把握し、物事の優先順位を測り、論理的に熟慮した上で、的確に采配を振るうことだ。決して、激情にから部下を叱りつけることにあるのではない。
私も、神戸新聞が掲載した「知事発言全文」を読んだが、結局、組織を確実に動かす智慧や能力に欠ける人物が、行き当たりばったりに下らん「熱血行動をした」という印象しかない。要は、組織を統べる能力にかけた人物ということが出来る。 辞職は、当然である。
一部で、奇妙な擁護論がわらわら湧いているが、なんとも馬鹿げたことである。
---リンク元記事:2019年02月01日 11:45 毎日新聞
暴言問題、明石市長が辞職へ
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=2&from=diary&id=5480449
兵庫県明石市の泉房穂(ふさほ)市長(55)が道路用地買収を巡り担当幹部に暴言を吐いた問題で、泉市長が責任を取って市長を辞職する意向を固めた。1日、市議会の主要会派の代表を集めた会合で明らかにした。2日付の辞職願を市議会議長に提出した。
泉市長は毎日新聞などの取材に「一連の責任はすべて私にある。職員の不祥事に厳しく対応していた私に対する処分は辞職以外にない。明石のイメージを損ない、市民に申し訳ない」と涙声で語った。
泉市長はJR明石駅前の国道拡幅に伴う用地買収が進まないことに立腹して2017年6月、担当の市幹部に「立ち退きさせてこい。今日、火をつけて捕まってこい。燃やしてしまえ」などと激しい口調で暴言を浴びせた。
1月29日に開いた記者会見で、泉市長は「パワハラよりひどいものだった」と事実を認めて謝罪。辞職は否定し、今年4月の統一地方選で実施予定の市長選に3選を目指して出馬する意向を表明していた。
市によると1月31日までに1457件の意見が寄せられ、うち6割に当たる837件が批判的な内容だったという。【浜本年弘】
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