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2019年01月02日01:54

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73度ステムユーザーけっこう見つけました!

■73度ステムユーザーけっこう見つけました!

前々からハンドリングが安定するとお薦めしていた73度ヘッドアングル対応のステムです。バイクに取り付けると突き出し部分がほぼ地面と水平になる構造のステムです。ルックやスペシャライズドのステムの中には、ステムのライズ(角度)を変更できる構造のモデルもあります。

ここ10年くらいのプロロードレースの動画を10本くらいランダムに選んで見ていると、ふと逃げているライダーや、活躍したライダーの横からの接近映像で気になることを発見しました。ヨーロッパのプロロードレースを走るライダーは、平均時速が40kmくらい、逃げているときは50kmくらい、チェイスする場合は集団で時速60km近くをキープしています。

ステムの上の面と、サドルの上の面との落差は50mmくらいから150mmくらいで、体格の大きいライダーは、普通に100mm以上の落差にセットして、肘を曲げてブラケットやドロップバーの下を握って、高速走行の時は背中を地面と水平に保って空気抵抗を最小限にして走っています。

そしてドロップバーの形状がカーボン素材を採用したり、成形の自由度が増してドロップバーの形状が変化し始めました。ショートリーチでショートドロップというのが流行りのように言われていましたが、実際に選手が使っているのはそうとも限らないことがわかりました。

トッププロが使っているドロップバーは、ショートリーチに普通の深いドロップのモデルが多かったです。ハンドルの幅はブラケットを握った時に左右の腕が並行になるか、グリップ位置側が広くなる、上り坂やダンシング時に、腕の力や上半身の力を利用しやすいドロップバーの組み合わせが多いようです。

ステムのライズは一般的には突き出し部分が前上がりが普通に思われていると思いますが、なんと、何人も73度対応の突き出し部分が水平になるステムのユーザーが結構いることを発見してしまいました。ロードレースの展開やトップ選手の走りを見るのも楽しいですが、ステムのライズに注目して動画をチェックして見てください。

カンチェラーラ、新城、エバンス、コンタドールのステムを見ると、なんと73度ステムのユーザーだったのです。明らかにステムの突き出し部分が地面と水平です。今までレース展開に気を取られていて、ステムやハンドルバーには注目していませんでした。

クランクをグイグイ踏み込んだ時にハンドリングが安定して、ペダリングで生まれたパワーを、バイクを前へ進ませるパワーへ効率よく返還させやすいのです。巡航速度で走っている時にも、軽くブラケットに手を添えるだけで真っ直ぐ走ってくれます。ぜひ73度ステムを試してみてください。

突き出し寸法は前上がりのステムとほぼ同じ突き出しの長さを選び、ステムを固定する高さは、前上がりのステムのクランプ部分と同じ高さになるように、73度対応ステムの高さを調整します。高さを測る時は地上からクランプ部分までを測って調整します。

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