mixiユーザー(id:36908686)

2018年12月29日17:03

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そういう思想の人だった。

現在も大盛況のFGOの話。

自分がプレイしたら間違いなくぶっこむ羽目になることと、小さいスマホの画面でゲームをすることが嫌なのでtypemoon大好きにもかかわらず一切手を出していないFGO。

ゲームシナリオを統括する奈須きのこ氏へのインタビューが発表されたのだが、大盛況のコンテンツにもかかわらず「現在の2ndステージでFGOは終わりです」という氏の発言が話題になっている。

通常のコンシューマーであればそのゲームには必ずエンディングがあるが、現在主流のスマホによるゲームであれば追加シナリオによる延長が容易な為人気がある限り明確なエンディングを作る必要がない。

にもかかわらず物語の終わりがあることをを氏が明確に示した事でざわついているのだが、長年氏の作品を楽しんできた者として、その姿勢はよく理解できる。

氏の作品に共通して感じるのは「楽しい祭は終わりがあるからこそ心に残る」と言う考え方だと感じている。

FGOの母体であるFate本編のファンディスク「ホロウアトラクシア」がまさにそれをあらわしたストーリーだった。

魅力的なキャラクターたちによる永遠に繰り返される桃源郷のごとき4日間。
だが主人公は「それは正しくない」という理由で終わらせるというストーリー。

もともと小規模なエロゲーだったFateと同じ思想を巨大コンテンツに成長したFGOでも貫こうとしている氏のクリエイターとしての矜持はあらためて素晴らしいと思う。

願わくば横槍によってその思想が潰されたりする事がありませんように。

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