テレビをつけたらちょうどDA PUMPが「Rhapsody in Blue」を歌っているところだった。もう20年も前になる曲、独特のノリが懐かしい。続けて「U.S.A.」を歌ったあと氣志團が出てきて「One Night Carnival」、やがてこの2曲は巧くマッシュアップされていった。せっかくならこのあとRADIO FISH「PERFECT HUMAN」につなげれば面白いのにと思った。
音楽とはまったく関係ない、“ことしの顔”みたいな有名人にムリヤリ歌わせることがなくなったのはよかったかなと思うぶん、出演者の顔ぶれにさほど新鮮味がなく、今回あまり食指が動かなかったのは事実。M-1のときはテレビの前にかぶりついていたけど、きのうはずっとダイニングテーブルのイスに腰かけたまま、つまりリビングほぼ対角線の距離で見ていた。
だから画面の隅に出る歌手やユニットの名前は文字が小さくて判明できない。なのでいまこの有名曲を歌っているのはいったい誰?と一瞬気になっても、映っているのが若い男の子ばかりや女の子ばかりの集団(ジャニーズやAKBグループですね)だったりすると、歌唱の巧拙はともかく、まあ誰が歌っても同じようなもんか、なんて投げやりな気分になってしまう。
それにしてもあのケバケバしいセットと目がチラチラする照明はもうちょっとなんとかならんもんかと。どこかほかのアジアの国、まるで映画「クレイジー・リッチ」の世界みたいで。薄型テレビに買いかえたばかりだから、いままでのブラウン管時代以上にクッキリ見えてしまうのかも…などとほとんど文句ばかりをタレながら、来週の第2夜もしっかり見るつもりです。
ログインしてコメントを確認・投稿する