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2018年12月03日23:56
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ビノキ597（11月25日〜12月１日までの１週間／週後半）
2018年11月25日〜2018年１２月１日までの１週間分の日記です。
この日記は先週の木曜日〜土曜日までの週後半の日記です。
■2018／11／29／Thursday
現実時間で２年が経過したキャンペーンのゲーム内時間が40日だという事実は、
「２年経過しようと40日か……」と認識すべきか？ それとも、
「40日も経過しているんだからやっぱり希代の巨大キャンペーンだ」
と認識すべきか？ 判断に迷う。
『BANANA FISH』 第21話 「敗れざる者」
https:/
良縁成就の御守 → こうかはばつぐんだ！
死人 vs 死人。もうＮＹで戦争ですよねこれ。
英二らの救出作戦によって籠の鳥の状況から脱出したアッシュ。
だが、ゴルツィネは傭兵部隊のリーダー、フォックス大佐と接触。
アッシュとアッシュの関る人物を追い込む。
次々と襲撃を行うフォックス大佐にアッシュは危機を覚え……。
このジェシカの登場がシリアスな物語へもたらす清涼剤的効果よ。
とはいえゴルツィネの長い手は、そのマックス周辺にもおよんで切羽つまった状況。
おまけに月龍（ユエルン）は、
アッシュとシンの関係に不満を抱くラオを抱き込む。
ラオがアッシュへ抱く憎悪の描写は丁寧にやってるな。
いや原作を補完・強化するためには「丁寧」にやらんといかんけれど。
とにかくアッシュ陣営の追い込み方が執拗で、なまやさしくない。
この作品を視聴してると、
そのほか作品の追い込み方なんてぬるすぎて欠伸が出る。
『からくりサーカス』 第８話 「一瞬の始まりと終わり」
https:/
フラーヴィオやパンタローネとの戦闘を省略しているので、
ギイと鳴海の理解度と友好度のブーストに違和感がある原作読者（オレ）――。
ただ原作未読のユーザーの視点にたつと別段不足している部分はないかな？
リーゼが勝と交流するにあたり、ビーストと姉の悲劇について話すけれど、
これ改変してビーストのエピソードやるのかな？
そもそもリーゼの設定自体がテレビアニメでは改変しているわけだし。
自動人形破壊のためにギイとルシールと一緒に中国へ旅立つ鳴海。
だが、その機上をオートマタが襲撃する。乗客を守る鳴海。
子供をかばい鳴海が一撃うけるごとに私の指を折れ、
と、自身を差し出すギイ。
だがギイの「私は痛みなど感じない」の言葉は大嘘で……。
映像になおしたら、この機上の戦闘ってすっげえハデだな。
オリンピアの大空中戦は藤田漫画のけれんみの面目躍如って感じか。
その鳴海たちの飛行機が、
“偶然”、日本の仲町サーカスの興行場所付近へ落ち次回へ続く。
■2018／11／30／Friday
夕方、青山のイルミネーションが点灯して、もう年末を意識せざる負えない時期だ。
『やがて君になる』 第９話 「位置について／号砲は聞こえない」
http://
「女子」が「女子」を体育倉庫へ連れ込む――。
体育祭の準備で多忙な生徒会。
おまけに部活対抗リレーで「運動部に勝つ！」と燈子は本気。
そんなバタバタする日常のなかで、
燈子は小糸を体育倉庫へ連れ込みキスをかわし……。
初回当時は「ここまで肉体交接」に発展する作品とは想像しなかったな。
こいつ舌をっ……！
描き方によっては淫靡なだけになってしまう“交接”の描写。
その描写を、それまでの透明感のある演出と、小糸の複雑な心情、
青春そのものたる体育祭のリレーの様子でうまくおさえる。
同時に目出せる作り方は原作の上手さ。
かつ、同時に原作を汲み取る監督とスタッフの上手さだと思うな。
小糸と燈子先輩は「究極に近い距離」にありながらも、
結局、小糸へと働いた自制によって「究極に遠い距離」にある。
この「二背反率」な関係にあるせつなさよ。さて。あとは文化祭か――。
『色づく世界の明日から』 第９話 「さまよう言葉」
http://
未来からきたサークルクラッシャー。
瞳美 × 部長の恋愛模様は今回の１回で決着。
次回はあさぎの敗戦処理で１回。
ですから残り２話が瞳美 × 唯翔の恋愛模様の結末 ＋ 瞳美の帰還なのかな？
部活の面々と交流を重ね、このまま、この世界に居続けるのもいいかな？
と思い始めた瞳美。彼女は写真がうまくなりたい、と、部長（将）に相談する。
瞳美に好意を抱く将は撮影が終了したあと彼女へ告白し……。
はい、ふられました。ただ、この「ふられる」は既定路線ですよね。
そもそもだれもが瞳美 × 部長が成立するとは思ってない。
やっぱり展開において、部長とあさぎがひっつかないとダメだよなあ。
瞳美が将に言う「意中の相手」が唯翔かはわからんけど、
それ以前に部長とあさぎの敗戦処理が発生するはず。
その結果をふくめ瞳美が、どう部活の面々へ以後「向き合う」のか。
ともあれ、これ、やっぱり、
時間移動のしかけと解説はとくにかんがえてないな。
■2018／12／１／Saturday
午後から梅島でTRPGのセッション――。
http://
『ダンジョンズ ＆ ドラゴンズ 第５版』の『Storm King's Thunder』
のキャンペーン第４章（前編）をDM（GM）させてもらいました。
参加したメンバーはお疲れ様でした。
キャンペーンの用語集を作成しとくとセッションログの記載がすげえラクだな。
●登場キャラクター（50音順）
▼PC� ．凜．鵝Ε肇ゥ襦璽后｜法織疋薀乾鵝Ε棔璽鵝織僖薀妊�ン６／侍祭
DMのミスでACがナーフされたブラス・ドラゴンの竜人。安定した壁役だが今回はルモハウズにまきつかれる、ローリングストーンによって跳ね飛ばされるなど散々な目に。
▼PC�◆．�ンダイン・アイアンハイド 男／ドワーフ／バーバリアン６／兵士
ウスガード・バーバリアン、大長虫族の亀裂を煽り、内紛から部族の崩壊を導くゼンタリムのわるいドワーフ。あいかわらずの命中力と攻撃力、びくともしない耐久力。
▼PC�� フィンディル 男／エルフ／ウィザード６／隠者
魔法のアイテムと利益重視が第一の「世間の垢で一杯」のハイ・エルフ。巨人の山岳寺院をまえに今回は様々な謎を探り、神託の効率的かつ効果的な質問をかんがえる。
▼PC�ぁ．薀ぅ◆次Ε薀ぅ◆次―�／ヒューマン／レンジャー６／辺境育ち
人へ奢る10gpの酒代をきっちりと記憶する酔いどれ女レンジャー。局所地形がほとんど意味をなさない射撃性能のオニ。「いい質問」でキャンペーン最大の敵を割り出す。
●プレイの内容
（１）
前回までの『Storm King's Thunder』――。*1 フェイル―ン“北方”を様々な目的、
宝物入手、賞金首ねらい、と、旅して回るPC。*2 PCらは“北方”北部の入口 兼 関所、
ザントラル砦をフロスト・ジャイアントが襲撃した直後、
もう１体のフロスト・ジャイアント、ハーシュナグ *3 と出会う。
高名なウォーターディープのフォース・グレイで最大のメンバーのハーシュナグ。
巨人はジャイアントをすべるストーム・ジャイアントのヘカトン王 *4 が姿を消し、
ジャイアント社会の規範で秩序の象徴“位付け”*5 が崩壊した事実を語る。
現在発生している“北方”の巨人騒動は、次期王座を巡る、
巨人種族全体 *6 の闘争なのだと説明するハーシュナグ。
巨人は、この状況を終らせ治める方法を模索するため、世界の背骨山脈 *7 に潜む、
太古にジャイアントが神託を得た寺院、“全能なる父祖の眼“ *8 をめざすと語る。
（２）
２章時点で巨人騒動の調査依頼をうけたPCたち。*9 いくつか情報の断片はあるが、
はたして「騒動解決になにをすればいいか？」 五里霧中であった。
PCはキャラクター個人の様々な目的と一緒にジャイアントの最高神アナム *10 を奉る、
“全能なる父祖の眼“をハーシュナグと一緒にめざす。道中、ミラバー *11 へ向い、
前回とらえたドワーフの殺人鬼で賞金首 *12 を引き渡す。賞金5000gpを受け取り、
防寒装備や登山に必要な道具を買い求め、*13 過酷な山登りがはじまった。
基本、後衛の位置づけたるフィンディルとライアーが無事登山を行い、
一方、前衛のトゥルースとガンダインが寒さへ震える逆転現象が発生。*14
途中ランダム遭遇したウッドエルフとフィンディルが交渉。獲得したエルフ製食物で、
消耗を回復する竜人とドワーフ。２人が減らず口を叩く中、*15 一行は山を登り切る。
（３）
その山岳寺院は小さき者――人型種族にとって通路さえ伽藍であった。*16
すべてがジャイアントのために建造され、内部を照らし出す魔法の照明など、
いまでも魔力が生き続ける巨大寺院。だが、長い長い年月は、
寺院内部に様々な侵入者や闖入者を呼び込む。PCも、結局、その輩の１人だが、
それらがPCに友好的だとはかぎらない。PCは、まずこの一帯で姿を消す自身の妻と、
ジャイアントの宝物を求め、来訪したウスガード・バーバリアン *17 らと出会う。
集団のリーダー、大長虫族の族長ワームブラドはPCを威圧。したがわないPC。
PCの背後に身を置くハーシュナグ。族長は巨人を倒す部族の英雄 *18 の行動へ習い、
巨人へ挑み戦闘がはじまった。ワームブラドは破れ最後に破顔し絶命する。
ここからシナリオが想定している以外の展開が巻き起こる。*19
（４）
この戦闘で生き残ったウスガード・バーバリアンは、フィンディルのスリープで眠る、
１人だけであった。*20 族長を失い宝物も入手できない。
ウスガーの若者を待ち受ける運命は、部族の追放かPCが渡す最後の引導だ。*21
だがPCは若者を許す。そこで若者はPCへと訴えた。自分がワームブラドを打ち殺し、
首を持ち帰り族長となってよいか？ *22 PCは「（宝物さえいただければ）かまわぬ」
の態度で若者を送り出す。この選択はワームブラドの妻を、
以後、PCが助け出すことによって一転する。*23
ウスガーの民はしりぞけた。蛮族が必死に開閉しようとしていた寺院の大扉を、
ハーシュナグがいとも簡単に開く。*24 その場所は80フィートの最高神アナムの像と、
それぞれ40フィートの６体の巨人の石像 *25 が立つ大伽藍／大寺院であった。
（５）
PCは以後、この大伽藍／大寺院を調査する。そうして寺院の謎を解き、
最後に神託の間 *26 へと進んだ。だが、途中、DMもPLも人生で初めて戦った、
ルモハウズ *27 に奇襲されひどい目にあった。古典的様式美のローリングストーンが、
トゥルースを弾き飛ばした。*28 これこそD＆Dのダンジョンだ。*29
ようやく神託の間へ進み、巨人の死体を発見したPCは、死体から立ち上る、
クラウド・ジャイアントのゴースト *30 へ話を聞く。自身ら親子がPCのように、
神託をうけにきたこと。神託の“事実”に「父」*31 が自身を殺害したこと。
ゴーストは復讐をPCへ頼む見返りに神託へと協力した。「汝よ問い、真実を知れ」
円陣へ進みデセック *32 で問うPC。部屋の６体の巨人の石像が持つランタンが灯り、
神託の声が響く。「問え――」。以後、神託はPCに試練と驚愕の真実をもたらす。
（６）
「巨人騒動を解決するためヘカトン王の王宮を訪問する魔法の巻貝を入手せよ――」
その巻貝を持つ各種ジャイアントの王の棲家をしめすため、太古、寺院から、
ウスガードたちが盗み出すレリックを取り戻せ。神託はいった。続きライアーは聞く。
この巨大変動で我々の必ず立ち向う敵はだれか？ 神託は語る。
エインシャント・ブルードラゴン“リムリス”だと。PCではなくPLが驚愕する。*33
魔法の巻貝を入手するため下山し、ウスガードの祖先の塚へ向うと決めたPCたち。
最後、寺院の部屋で発見した建造以後の亀裂に入り込み行き先を確認。
その場所はアイススパイダーの棲む洞窟だ。クモの巣でワームブラドの妻を救い、
事情を話すPC。怒る妻にわるいドワーフ *34 は嘘を吐き、復讐をたもす。*35
そうして亀裂から外へ出た一行が見た光景は、空から近づく飛行船だった。*36
●脚注
※１ https:/
※２ ※１の２章を参照。PCは２章のトライボアで出会う特別ＮPCからそれぞれクエストを得て解決と探索へと当った。
※３ https:/
※４ ※３の「用語集（はまやらわ行」の「へ」項目を参照。ヘカトンは“位付け”が崩壊する以前のジャイアントの大王であった。現在、行方不明。
※５ https:/
※６ つまりはストーム、クラウド、ファイアー、フロスト、ストーン、ヒルの６種のジャイアント種族の闘争だ。
※７ ※５の「用語集（あかさたな行」の「せ」項目を参照。フェイル―ンで最大の山脈の１つ。季節にかかわらず厚い雪と氷が覆う。
※８ ※５の「用語集（あかさたな行」の「せ」項目を参照。太古にジャイアントが建設した山岳寺院。
※９ PCは“北方”のハーパーの拠点、ムーングラム・タワーを訪れ、リーダーの騎士と大魔導士から調査依頼をうけた。
※10 ※５の「用語集（あかさたな行」の「あ」項目を参照。すべてのジャイアントを生み出すジャイアントの父祖で“位付け”を行う最初のジャイアント。
※11 ドワーフの地下洞窟の上に立つヒューマンの鉱山都市。ヒューマンとドワーフが共生している。金属が決して曇らせることのないエヴァーブライト加工が有名。このシナリオにおいてミラバーは、ドワーフの殺人鬼で犯罪者のヴィーヴルに賞金をかけていた。ミラバーの詳細な解説は『ソード・コースト冒険者ガイド』を参照。
※12 ※５の「用語集（あかさたな行」の「う」項目を参照。魔法のハンドアックス２本を獲物に二刀流で戦うドワーフの殺人鬼で賞金首。
※13 TRPGでは、こういう冒険の準備の時間がなによりたのしい。
※14 なにやってんだよ。
※15 「わ、わたしは高貴なるドラゴンボーンの――」竜人の声は寒さに震え、「よ、余計なことをしやがって」ドワーフのひげからはつららがたれていた。
※16 通路の幅は最低で40フィート（約12ｍ）で、床から天井まで最低で高さ60フィート（約18ｍ）だ。
※17 “北方”の蛮族。巨人ごろしと精霊ごろしで名高い偉大な英雄ウスガーを崇め、自身の部族の守護精霊（動物を模す）を祖先の塚へ奉る。穏健的な部族も存在はするが、基本、文明圏の襲撃者で“北方”の共同と衝突する。
※18 ウスガーは巨人と戦い、誉れを得た。そのため太古からウスガーの民はジャイアントと戦いジャイアントの力を求めて回った。なら祖先に習うワームブラドの挑戦は納得だ。ウスガード・バーバリアンが巨人と関係する設定は『Storm King's Thunder』で、あらたに導入されることになった設定だ。
※19 ※34も参照。このマッチポンプ計画にふるえる。
※20 このときフィンディルがふった「スリープが影響をおよぼすクリーチャーはhp18まで」だ。つまりは生き残る若者のhpは18以下だ。
※21 ウスガーの順列と「立場の強い／弱い」は、「（様々な分野でしめす）自分はおまえより力が上」だ。その意味で若者に未来などない。
※22 「（PL全員）ほほう。おまえ」
※23 以後、ガンダインなるゼンタリムのわるいドワーフが妻に吐く台詞。「オレは夫の首を持ち去る卑怯の部族の若者を見た」 おまえ最低だな。
※24 大扉を１人で“普通”（？）に開閉するにはクリーチャーサイズが大型以上で【筋力】23以上でないとならない。
※25 ストーム、クラウド、ファイアー、フロスト、ストーン、ヒルの最初のジャイアントを象る石像。つまりは最高神アナムの子で各種ジャイアントの神格の像だ。
※26 この神託の間は、正確には次元の扉を通し行き来し、場所は寺院から切り離された世界の背骨山脈の地下深奥に位置する。
※27 体内に炎を宿す百足のような異形のクリーチャー。体内の炎で極寒の環境で生息でき、反対に以外の環境で棲息できない。クリーチャーにふれているだけで［火］ダメージをうけるし、近接攻撃した場合、その体液を撒き散らし周囲へダメージをもたらす。
※28 直撃で55［殴打］ダメージをうけた。事前にエイドの呪文でhpが５ポイント上昇してなければ死亡判定の状況であった。
※29 このPLのじつにたのしそうなことよ。
※30 イラスト参照。クラウド・ジャイアントのゴーストの名はエイガロンで※31のブラゴサクスの息子だ。
※31 父の名はブラゴサクス。“神託”はブラゴサクスの子のエイガロンに「父の落す昏い影から逃れよ」とつたえた。父は“神託”の真実に激高しエイガロンを殺害。エイガロンは父へ復讐の念を抱きゴーストとなった。
※32 フェイル―ンのドワーフ文字。この“全能なる父祖の眼”はジャイアントとドワーフらが建造した。
※33 この質問の仕方をかんがえたライアーのPLはさえていた。なお、リムリスは『Storm King's Thunder』が初出のエインシャント・ブルー・ドラゴンではない。2002年に刊行した「Dragon Magazine #242」の記事が初出だ。さて現状でPCはまったく歯がたたない相手。今後シナリオにどう関係するか？
※34 ※19と※23も参照。きたないさすがはドワーフきたない。フィンディルのPLはいった。「ドゥエルガル（フェイル―ンの悪のドワーフ）のようだ」と。
※35 漁夫の利を得た部族の若者へ協力するのか？ それとも復讐の妻へ協力するのか？ 今後の展開しだいた。
※36 この飛行船を操縦するのはカルト・オヴ・ザ・ドラゴンの一団で、カルト・オヴ・ザ・ドラゴンはフェイル―ンで最大最強（最凶）のエインシャント・レッド・ドラゴン、クロースが派遣したものであった。「（PL一同）色々な意味でこのシナリオの作者あたまおかしい」 たしかに。このシナリオの密度と設定、がんがんにハデで押す展開はあたまおかしい。しかもこれで“中盤”だというおそろしさよ。
『青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない』 第９話 「シスターパニック」
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なんでや！ おまえを見てくれる「スイートバレット」のファンがおるやろ！
休み中は麻衣先輩の芸能活動が多忙――。
恋人らしいことはまったくなかった咲太。そうして夏休みが終了。
ウキウキ恋人らしい関係が満喫できる、と、期待していた咲太を、
ふたたび先輩の思春期症候群が襲い……。
今度は妹と身体が入れ替わる。
なるほど。麻衣先輩の妹がOPに登場している金髪で、
以前インタビューをされていた「スイートバレット」の豊浜のどかなわけか。
双葉の言う通り、肉体の入れ替り原因はハッキリしている。
父親の前妻と後妻の関係にあたる、麻衣先輩の母親とのどかの母親は、
「代理戦争」の格好で自身の娘をデビューさせることに。
だが、才能は麻衣のほうが傑出していて、のどかはプレッシャーを感じ、
結果……心と体が入れ替わる。
まあ、この解決はのどかが自己肯定するしかないんじゃないの？
今回の事件は双葉のときと同様、前編と後編で終了になりそう。
『ソードアート・オンライン アリシゼーション』 第９話 「貴族の責務」
https:/
ティーゼちゃんはぐいぐいくる。
上級錬士となって傍付きをもらったキリトとユージオ。
ユージオはキリトの語る「この世界の行動は想いの長けで強さが変わる」
の言葉を聞き修行にはげむ。
そのユージオに例のライオスとウンベールがいやがらせをしてきて……。
それでもライオスとウンベールはただのかませではない。
貴族の地位の“プライド”を剣に込め十分つよいんだな。
ウンベールはユージオと引き分になった腹いせに、自身の傍付き、
フレニーカにセクハラ。事実をキリトとユージオの傍付き、
ティーゼとロニエが報告して２人と向い合う流れ。
ティーゼとロニエのまえで禁忌目録について問答し、
禁忌目録を守る意味と、同時に禁忌目録を破る意味をちらつかせる以上、
ライオスとウンベールをぶちのめして終了……。
といった単純な展開にはならなさそう。
ともあれ来週には大きく物語が回転しそうだ。
『SSSS.GRIDMAN』 第９話 「夢・想」
https:/
この世界の大きな謎って、もう「“現実”のアカネがどのような状態で」
かつ「アカネはなんでこの世界を生み出したのか？」しかないんだよな。
以外の謎を早い時点で開示しすぎて現在だと物語がだれてきている。
これなら謎を解き明かす速度は「もっと遅くても」よかったかもしれない。
裕太、内海、六花が気付くとアカネがそばにいる。
「アカネは裕太の“彼女”で」
「アカネは特撮を興味を持つ内海“理想の女の子”で」
「アカネは六花の“友達”」――。だが、この世界はどうにも奇妙で……。
アカネは３人と理想の関係をつくるため怪獣を使い夢を送る。
でも、この場所は現実ではない、自分の友達がいない（この内海の台詞はよかった）、
これは夢だよね、と３人は夢を去り／夢を破る。
今回の展開でかんがえても、アカネは無印の武史同様、
現実につまづいた女の子だというのは確定路線かもしれない。
作監と原画はTRIGGER噂の大型ルーキー、五十嵐海ですけど、
これなら今後すっげえ期待できそう。
この日記は先週の木曜日〜土曜日までの週後半の日記です。
■2018／11／29／Thursday
現実時間で２年が経過したキャンペーンのゲーム内時間が40日だという事実は、
「２年経過しようと40日か……」と認識すべきか？ それとも、
「40日も経過しているんだからやっぱり希代の巨大キャンペーンだ」
と認識すべきか？ 判断に迷う。
『BANANA FISH』 第21話 「敗れざる者」
https:/
良縁成就の御守 → こうかはばつぐんだ！
死人 vs 死人。もうＮＹで戦争ですよねこれ。
英二らの救出作戦によって籠の鳥の状況から脱出したアッシュ。
だが、ゴルツィネは傭兵部隊のリーダー、フォックス大佐と接触。
アッシュとアッシュの関る人物を追い込む。
次々と襲撃を行うフォックス大佐にアッシュは危機を覚え……。
このジェシカの登場がシリアスな物語へもたらす清涼剤的効果よ。
とはいえゴルツィネの長い手は、そのマックス周辺にもおよんで切羽つまった状況。
おまけに月龍（ユエルン）は、
アッシュとシンの関係に不満を抱くラオを抱き込む。
ラオがアッシュへ抱く憎悪の描写は丁寧にやってるな。
いや原作を補完・強化するためには「丁寧」にやらんといかんけれど。
とにかくアッシュ陣営の追い込み方が執拗で、なまやさしくない。
この作品を視聴してると、
そのほか作品の追い込み方なんてぬるすぎて欠伸が出る。
『からくりサーカス』 第８話 「一瞬の始まりと終わり」
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フラーヴィオやパンタローネとの戦闘を省略しているので、
ギイと鳴海の理解度と友好度のブーストに違和感がある原作読者（オレ）――。
ただ原作未読のユーザーの視点にたつと別段不足している部分はないかな？
リーゼが勝と交流するにあたり、ビーストと姉の悲劇について話すけれど、
これ改変してビーストのエピソードやるのかな？
そもそもリーゼの設定自体がテレビアニメでは改変しているわけだし。
自動人形破壊のためにギイとルシールと一緒に中国へ旅立つ鳴海。
だが、その機上をオートマタが襲撃する。乗客を守る鳴海。
子供をかばい鳴海が一撃うけるごとに私の指を折れ、
と、自身を差し出すギイ。
だがギイの「私は痛みなど感じない」の言葉は大嘘で……。
映像になおしたら、この機上の戦闘ってすっげえハデだな。
オリンピアの大空中戦は藤田漫画のけれんみの面目躍如って感じか。
その鳴海たちの飛行機が、
“偶然”、日本の仲町サーカスの興行場所付近へ落ち次回へ続く。
■2018／11／30／Friday
夕方、青山のイルミネーションが点灯して、もう年末を意識せざる負えない時期だ。
『やがて君になる』 第９話 「位置について／号砲は聞こえない」
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「女子」が「女子」を体育倉庫へ連れ込む――。
体育祭の準備で多忙な生徒会。
おまけに部活対抗リレーで「運動部に勝つ！」と燈子は本気。
そんなバタバタする日常のなかで、
燈子は小糸を体育倉庫へ連れ込みキスをかわし……。
初回当時は「ここまで肉体交接」に発展する作品とは想像しなかったな。
こいつ舌をっ……！
描き方によっては淫靡なだけになってしまう“交接”の描写。
その描写を、それまでの透明感のある演出と、小糸の複雑な心情、
青春そのものたる体育祭のリレーの様子でうまくおさえる。
同時に目出せる作り方は原作の上手さ。
かつ、同時に原作を汲み取る監督とスタッフの上手さだと思うな。
小糸と燈子先輩は「究極に近い距離」にありながらも、
結局、小糸へと働いた自制によって「究極に遠い距離」にある。
この「二背反率」な関係にあるせつなさよ。さて。あとは文化祭か――。
『色づく世界の明日から』 第９話 「さまよう言葉」
http://
未来からきたサークルクラッシャー。
瞳美 × 部長の恋愛模様は今回の１回で決着。
次回はあさぎの敗戦処理で１回。
ですから残り２話が瞳美 × 唯翔の恋愛模様の結末 ＋ 瞳美の帰還なのかな？
部活の面々と交流を重ね、このまま、この世界に居続けるのもいいかな？
と思い始めた瞳美。彼女は写真がうまくなりたい、と、部長（将）に相談する。
瞳美に好意を抱く将は撮影が終了したあと彼女へ告白し……。
はい、ふられました。ただ、この「ふられる」は既定路線ですよね。
そもそもだれもが瞳美 × 部長が成立するとは思ってない。
やっぱり展開において、部長とあさぎがひっつかないとダメだよなあ。
瞳美が将に言う「意中の相手」が唯翔かはわからんけど、
それ以前に部長とあさぎの敗戦処理が発生するはず。
その結果をふくめ瞳美が、どう部活の面々へ以後「向き合う」のか。
ともあれ、これ、やっぱり、
時間移動のしかけと解説はとくにかんがえてないな。
■2018／12／１／Saturday
午後から梅島でTRPGのセッション――。
http://
『ダンジョンズ ＆ ドラゴンズ 第５版』の『Storm King's Thunder』
のキャンペーン第４章（前編）をDM（GM）させてもらいました。
参加したメンバーはお疲れ様でした。
キャンペーンの用語集を作成しとくとセッションログの記載がすげえラクだな。
●登場キャラクター（50音順）
▼PC� ．凜．鵝Ε肇ゥ襦璽后｜法織疋薀乾鵝Ε棔璽鵝織僖薀妊�ン６／侍祭
DMのミスでACがナーフされたブラス・ドラゴンの竜人。安定した壁役だが今回はルモハウズにまきつかれる、ローリングストーンによって跳ね飛ばされるなど散々な目に。
▼PC�◆．�ンダイン・アイアンハイド 男／ドワーフ／バーバリアン６／兵士
ウスガード・バーバリアン、大長虫族の亀裂を煽り、内紛から部族の崩壊を導くゼンタリムのわるいドワーフ。あいかわらずの命中力と攻撃力、びくともしない耐久力。
▼PC�� フィンディル 男／エルフ／ウィザード６／隠者
魔法のアイテムと利益重視が第一の「世間の垢で一杯」のハイ・エルフ。巨人の山岳寺院をまえに今回は様々な謎を探り、神託の効率的かつ効果的な質問をかんがえる。
▼PC�ぁ．薀ぅ◆次Ε薀ぅ◆次―�／ヒューマン／レンジャー６／辺境育ち
人へ奢る10gpの酒代をきっちりと記憶する酔いどれ女レンジャー。局所地形がほとんど意味をなさない射撃性能のオニ。「いい質問」でキャンペーン最大の敵を割り出す。
●プレイの内容
（１）
前回までの『Storm King's Thunder』――。*1 フェイル―ン“北方”を様々な目的、
宝物入手、賞金首ねらい、と、旅して回るPC。*2 PCらは“北方”北部の入口 兼 関所、
ザントラル砦をフロスト・ジャイアントが襲撃した直後、
もう１体のフロスト・ジャイアント、ハーシュナグ *3 と出会う。
高名なウォーターディープのフォース・グレイで最大のメンバーのハーシュナグ。
巨人はジャイアントをすべるストーム・ジャイアントのヘカトン王 *4 が姿を消し、
ジャイアント社会の規範で秩序の象徴“位付け”*5 が崩壊した事実を語る。
現在発生している“北方”の巨人騒動は、次期王座を巡る、
巨人種族全体 *6 の闘争なのだと説明するハーシュナグ。
巨人は、この状況を終らせ治める方法を模索するため、世界の背骨山脈 *7 に潜む、
太古にジャイアントが神託を得た寺院、“全能なる父祖の眼“ *8 をめざすと語る。
（２）
２章時点で巨人騒動の調査依頼をうけたPCたち。*9 いくつか情報の断片はあるが、
はたして「騒動解決になにをすればいいか？」 五里霧中であった。
PCはキャラクター個人の様々な目的と一緒にジャイアントの最高神アナム *10 を奉る、
“全能なる父祖の眼“をハーシュナグと一緒にめざす。道中、ミラバー *11 へ向い、
前回とらえたドワーフの殺人鬼で賞金首 *12 を引き渡す。賞金5000gpを受け取り、
防寒装備や登山に必要な道具を買い求め、*13 過酷な山登りがはじまった。
基本、後衛の位置づけたるフィンディルとライアーが無事登山を行い、
一方、前衛のトゥルースとガンダインが寒さへ震える逆転現象が発生。*14
途中ランダム遭遇したウッドエルフとフィンディルが交渉。獲得したエルフ製食物で、
消耗を回復する竜人とドワーフ。２人が減らず口を叩く中、*15 一行は山を登り切る。
（３）
その山岳寺院は小さき者――人型種族にとって通路さえ伽藍であった。*16
すべてがジャイアントのために建造され、内部を照らし出す魔法の照明など、
いまでも魔力が生き続ける巨大寺院。だが、長い長い年月は、
寺院内部に様々な侵入者や闖入者を呼び込む。PCも、結局、その輩の１人だが、
それらがPCに友好的だとはかぎらない。PCは、まずこの一帯で姿を消す自身の妻と、
ジャイアントの宝物を求め、来訪したウスガード・バーバリアン *17 らと出会う。
集団のリーダー、大長虫族の族長ワームブラドはPCを威圧。したがわないPC。
PCの背後に身を置くハーシュナグ。族長は巨人を倒す部族の英雄 *18 の行動へ習い、
巨人へ挑み戦闘がはじまった。ワームブラドは破れ最後に破顔し絶命する。
ここからシナリオが想定している以外の展開が巻き起こる。*19
（４）
この戦闘で生き残ったウスガード・バーバリアンは、フィンディルのスリープで眠る、
１人だけであった。*20 族長を失い宝物も入手できない。
ウスガーの若者を待ち受ける運命は、部族の追放かPCが渡す最後の引導だ。*21
だがPCは若者を許す。そこで若者はPCへと訴えた。自分がワームブラドを打ち殺し、
首を持ち帰り族長となってよいか？ *22 PCは「（宝物さえいただければ）かまわぬ」
の態度で若者を送り出す。この選択はワームブラドの妻を、
以後、PCが助け出すことによって一転する。*23
ウスガーの民はしりぞけた。蛮族が必死に開閉しようとしていた寺院の大扉を、
ハーシュナグがいとも簡単に開く。*24 その場所は80フィートの最高神アナムの像と、
それぞれ40フィートの６体の巨人の石像 *25 が立つ大伽藍／大寺院であった。
（５）
PCは以後、この大伽藍／大寺院を調査する。そうして寺院の謎を解き、
最後に神託の間 *26 へと進んだ。だが、途中、DMもPLも人生で初めて戦った、
ルモハウズ *27 に奇襲されひどい目にあった。古典的様式美のローリングストーンが、
トゥルースを弾き飛ばした。*28 これこそD＆Dのダンジョンだ。*29
ようやく神託の間へ進み、巨人の死体を発見したPCは、死体から立ち上る、
クラウド・ジャイアントのゴースト *30 へ話を聞く。自身ら親子がPCのように、
神託をうけにきたこと。神託の“事実”に「父」*31 が自身を殺害したこと。
ゴーストは復讐をPCへ頼む見返りに神託へと協力した。「汝よ問い、真実を知れ」
円陣へ進みデセック *32 で問うPC。部屋の６体の巨人の石像が持つランタンが灯り、
神託の声が響く。「問え――」。以後、神託はPCに試練と驚愕の真実をもたらす。
（６）
「巨人騒動を解決するためヘカトン王の王宮を訪問する魔法の巻貝を入手せよ――」
その巻貝を持つ各種ジャイアントの王の棲家をしめすため、太古、寺院から、
ウスガードたちが盗み出すレリックを取り戻せ。神託はいった。続きライアーは聞く。
この巨大変動で我々の必ず立ち向う敵はだれか？ 神託は語る。
エインシャント・ブルードラゴン“リムリス”だと。PCではなくPLが驚愕する。*33
魔法の巻貝を入手するため下山し、ウスガードの祖先の塚へ向うと決めたPCたち。
最後、寺院の部屋で発見した建造以後の亀裂に入り込み行き先を確認。
その場所はアイススパイダーの棲む洞窟だ。クモの巣でワームブラドの妻を救い、
事情を話すPC。怒る妻にわるいドワーフ *34 は嘘を吐き、復讐をたもす。*35
そうして亀裂から外へ出た一行が見た光景は、空から近づく飛行船だった。*36
●脚注
※１ https:/
※２ ※１の２章を参照。PCは２章のトライボアで出会う特別ＮPCからそれぞれクエストを得て解決と探索へと当った。
※３ https:/
※４ ※３の「用語集（はまやらわ行」の「へ」項目を参照。ヘカトンは“位付け”が崩壊する以前のジャイアントの大王であった。現在、行方不明。
※５ https:/
※６ つまりはストーム、クラウド、ファイアー、フロスト、ストーン、ヒルの６種のジャイアント種族の闘争だ。
※７ ※５の「用語集（あかさたな行」の「せ」項目を参照。フェイル―ンで最大の山脈の１つ。季節にかかわらず厚い雪と氷が覆う。
※８ ※５の「用語集（あかさたな行」の「せ」項目を参照。太古にジャイアントが建設した山岳寺院。
※９ PCは“北方”のハーパーの拠点、ムーングラム・タワーを訪れ、リーダーの騎士と大魔導士から調査依頼をうけた。
※10 ※５の「用語集（あかさたな行」の「あ」項目を参照。すべてのジャイアントを生み出すジャイアントの父祖で“位付け”を行う最初のジャイアント。
※11 ドワーフの地下洞窟の上に立つヒューマンの鉱山都市。ヒューマンとドワーフが共生している。金属が決して曇らせることのないエヴァーブライト加工が有名。このシナリオにおいてミラバーは、ドワーフの殺人鬼で犯罪者のヴィーヴルに賞金をかけていた。ミラバーの詳細な解説は『ソード・コースト冒険者ガイド』を参照。
※12 ※５の「用語集（あかさたな行」の「う」項目を参照。魔法のハンドアックス２本を獲物に二刀流で戦うドワーフの殺人鬼で賞金首。
※13 TRPGでは、こういう冒険の準備の時間がなによりたのしい。
※14 なにやってんだよ。
※15 「わ、わたしは高貴なるドラゴンボーンの――」竜人の声は寒さに震え、「よ、余計なことをしやがって」ドワーフのひげからはつららがたれていた。
※16 通路の幅は最低で40フィート（約12ｍ）で、床から天井まで最低で高さ60フィート（約18ｍ）だ。
※17 “北方”の蛮族。巨人ごろしと精霊ごろしで名高い偉大な英雄ウスガーを崇め、自身の部族の守護精霊（動物を模す）を祖先の塚へ奉る。穏健的な部族も存在はするが、基本、文明圏の襲撃者で“北方”の共同と衝突する。
※18 ウスガーは巨人と戦い、誉れを得た。そのため太古からウスガーの民はジャイアントと戦いジャイアントの力を求めて回った。なら祖先に習うワームブラドの挑戦は納得だ。ウスガード・バーバリアンが巨人と関係する設定は『Storm King's Thunder』で、あらたに導入されることになった設定だ。
※19 ※34も参照。このマッチポンプ計画にふるえる。
※20 このときフィンディルがふった「スリープが影響をおよぼすクリーチャーはhp18まで」だ。つまりは生き残る若者のhpは18以下だ。
※21 ウスガーの順列と「立場の強い／弱い」は、「（様々な分野でしめす）自分はおまえより力が上」だ。その意味で若者に未来などない。
※22 「（PL全員）ほほう。おまえ」
※23 以後、ガンダインなるゼンタリムのわるいドワーフが妻に吐く台詞。「オレは夫の首を持ち去る卑怯の部族の若者を見た」 おまえ最低だな。
※24 大扉を１人で“普通”（？）に開閉するにはクリーチャーサイズが大型以上で【筋力】23以上でないとならない。
※25 ストーム、クラウド、ファイアー、フロスト、ストーン、ヒルの最初のジャイアントを象る石像。つまりは最高神アナムの子で各種ジャイアントの神格の像だ。
※26 この神託の間は、正確には次元の扉を通し行き来し、場所は寺院から切り離された世界の背骨山脈の地下深奥に位置する。
※27 体内に炎を宿す百足のような異形のクリーチャー。体内の炎で極寒の環境で生息でき、反対に以外の環境で棲息できない。クリーチャーにふれているだけで［火］ダメージをうけるし、近接攻撃した場合、その体液を撒き散らし周囲へダメージをもたらす。
※28 直撃で55［殴打］ダメージをうけた。事前にエイドの呪文でhpが５ポイント上昇してなければ死亡判定の状況であった。
※29 このPLのじつにたのしそうなことよ。
※30 イラスト参照。クラウド・ジャイアントのゴーストの名はエイガロンで※31のブラゴサクスの息子だ。
※31 父の名はブラゴサクス。“神託”はブラゴサクスの子のエイガロンに「父の落す昏い影から逃れよ」とつたえた。父は“神託”の真実に激高しエイガロンを殺害。エイガロンは父へ復讐の念を抱きゴーストとなった。
※32 フェイル―ンのドワーフ文字。この“全能なる父祖の眼”はジャイアントとドワーフらが建造した。
※33 この質問の仕方をかんがえたライアーのPLはさえていた。なお、リムリスは『Storm King's Thunder』が初出のエインシャント・ブルー・ドラゴンではない。2002年に刊行した「Dragon Magazine #242」の記事が初出だ。さて現状でPCはまったく歯がたたない相手。今後シナリオにどう関係するか？
※34 ※19と※23も参照。きたないさすがはドワーフきたない。フィンディルのPLはいった。「ドゥエルガル（フェイル―ンの悪のドワーフ）のようだ」と。
※35 漁夫の利を得た部族の若者へ協力するのか？ それとも復讐の妻へ協力するのか？ 今後の展開しだいた。
※36 この飛行船を操縦するのはカルト・オヴ・ザ・ドラゴンの一団で、カルト・オヴ・ザ・ドラゴンはフェイル―ンで最大最強（最凶）のエインシャント・レッド・ドラゴン、クロースが派遣したものであった。「（PL一同）色々な意味でこのシナリオの作者あたまおかしい」 たしかに。このシナリオの密度と設定、がんがんにハデで押す展開はあたまおかしい。しかもこれで“中盤”だというおそろしさよ。
『青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない』 第９話 「シスターパニック」
https:/
なんでや！ おまえを見てくれる「スイートバレット」のファンがおるやろ！
休み中は麻衣先輩の芸能活動が多忙――。
恋人らしいことはまったくなかった咲太。そうして夏休みが終了。
ウキウキ恋人らしい関係が満喫できる、と、期待していた咲太を、
ふたたび先輩の思春期症候群が襲い……。
今度は妹と身体が入れ替わる。
なるほど。麻衣先輩の妹がOPに登場している金髪で、
以前インタビューをされていた「スイートバレット」の豊浜のどかなわけか。
双葉の言う通り、肉体の入れ替り原因はハッキリしている。
父親の前妻と後妻の関係にあたる、麻衣先輩の母親とのどかの母親は、
「代理戦争」の格好で自身の娘をデビューさせることに。
だが、才能は麻衣のほうが傑出していて、のどかはプレッシャーを感じ、
結果……心と体が入れ替わる。
まあ、この解決はのどかが自己肯定するしかないんじゃないの？
今回の事件は双葉のときと同様、前編と後編で終了になりそう。
『ソードアート・オンライン アリシゼーション』 第９話 「貴族の責務」
https:/
ティーゼちゃんはぐいぐいくる。
上級錬士となって傍付きをもらったキリトとユージオ。
ユージオはキリトの語る「この世界の行動は想いの長けで強さが変わる」
の言葉を聞き修行にはげむ。
そのユージオに例のライオスとウンベールがいやがらせをしてきて……。
それでもライオスとウンベールはただのかませではない。
貴族の地位の“プライド”を剣に込め十分つよいんだな。
ウンベールはユージオと引き分になった腹いせに、自身の傍付き、
フレニーカにセクハラ。事実をキリトとユージオの傍付き、
ティーゼとロニエが報告して２人と向い合う流れ。
ティーゼとロニエのまえで禁忌目録について問答し、
禁忌目録を守る意味と、同時に禁忌目録を破る意味をちらつかせる以上、
ライオスとウンベールをぶちのめして終了……。
といった単純な展開にはならなさそう。
ともあれ来週には大きく物語が回転しそうだ。
『SSSS.GRIDMAN』 第９話 「夢・想」
https:/
この世界の大きな謎って、もう「“現実”のアカネがどのような状態で」
かつ「アカネはなんでこの世界を生み出したのか？」しかないんだよな。
以外の謎を早い時点で開示しすぎて現在だと物語がだれてきている。
これなら謎を解き明かす速度は「もっと遅くても」よかったかもしれない。
裕太、内海、六花が気付くとアカネがそばにいる。
「アカネは裕太の“彼女”で」
「アカネは特撮を興味を持つ内海“理想の女の子”で」
「アカネは六花の“友達”」――。だが、この世界はどうにも奇妙で……。
アカネは３人と理想の関係をつくるため怪獣を使い夢を送る。
でも、この場所は現実ではない、自分の友達がいない（この内海の台詞はよかった）、
これは夢だよね、と３人は夢を去り／夢を破る。
今回の展開でかんがえても、アカネは無印の武史同様、
現実につまづいた女の子だというのは確定路線かもしれない。
作監と原画はTRIGGER噂の大型ルーキー、五十嵐海ですけど、
これなら今後すっげえ期待できそう。
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