豊胸とハゲと。男の論理と人間の論理。

休み時間に、「姉御」と、みんなに尊敬されている女性と雑談しました。
ハゲの話になりました。
「女はハゲは気にしないよ」と。

「姉御」は、ウルトラ美人ですが、人柄がしっかりしている聡明な方です。
自分の価値観や感性を、一般に通用するように粉飾する人ではないし、交友関係も彼女同様に賢い人でしょう。思わず、うなりました。

考えてみれば、ハゲでモテる人も多いです。
共通点は、
１　気にしてない。
２　似合っている
の二つです。

特に研究所の同僚（というよりも上司）は、
ハゲが、この人の底知れない実力と、甲羅を経た年季を示しています。

豊胸は、それとは違うと思います。

ハゲがもてるか否かは、男の論理。
モテるかどうかを気にするのは、男です。

豊胸は、
男性受けというよりは、自分のためだと思います。
男性をゲットしたい人は、豊胸などよりも、何というか、男性受けのするおしゃれをするなど、別のことをすると思います。この問題にも、男と女の度し難い差異が現れていますね。

しかも、トレンド。
歴史的な一過性のものであり、普遍性はありません。
つまり、ファッションです。

以下は、猥褻な図像ですから、自己責任で踏んでください。
春画です。

https://search.yahoo.co.jp/image/search;_ylt=A2RinFsgpv5bFTMAyhOU3uV7?p=%E6%98%A5%E7%94%BB&aq=-1&oq=&ei=UTF-8

これを見ると、
江戸時代の人は、女性の胸に興味がなかったことは、明らかです。
描写がほとんどありません。

豊胸の整形手術を受ける女性も、どこかで「非本質的なことだ」と、気が付いているのではと思います。


■豊胸で注入の素材、相次ぐ合併症　学会が禁止の指針へ
(朝日新聞デジタル - 11月27日 02:10)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=5392860