【TRPG】空気感染

先日の少女展爛会三訂版オンリーコン第2回で、『少女展爛会』の作者であるこぎつねさんと話す機会があった。というより、会場に着いて何気に卓につくと、向こうから話しかけてきた、が正解か。もちろん、彼が作者だとは知る由もなし！

自分は『少女展爛会』について、（初版から）3年も続き、こうしてオンリーコンも開かれるなどから、実はルールブックを買ってる人はそこそこいるけど、遊ぶ機会がない人が多いのでは、と話した。

『少女展爛会』はとてもニッチなシステムだ。戦闘はなく、基本はキャラクター同士の会話が各パラメーターに作用する（会話そのものが戦闘に置き換わっている）。PCは歳幾ばくもない少女だ。拒否反応を示す人の方が多いと思われる。

第1回は数時間で、第2回は1時間ももたずに定員に達する。この人気は局地的なのかもしれないが、それが3年も続いている理由の一つなんだろうと。

twitterで、やはり同人システムを制作している人が、同人システムは空気感染で拡散していく、的なことをつぶやいていた。つまり興味も持って卓につき、遊んでみて「これは面白い！」と思ったプレイヤーさんが次にルールブックを買って、遊ぶ機会を設ける。以下、エンドレス………みたいな。

商業と違って大々的に宣伝も出来ないし、特別なお店でなければ購入もできない。最近はネット通販も増えてきたとはいえ。そんな中でユーザーを増やしていくには、実際に遊んで楽しさを知ってもらうのが近道なんだと。

そういう意味ではオンリーコンは、まさに感染源の集合体。

え？自分は買ってGMやらないのかって？ちょっと興味はあるけど、体が空きそうもないからねぇ（言い訳）。