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2018年11月12日22:52

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breath away

今年の秋は京都にご縁があって
一泊二日でお出かけしてきました。

ニューヨークに高飛びしようと
先月に画策したけれど
どうしても予定がハマらず
「行くべきじゃないんだバッド(下向き矢印)
って諦めてたら、この話が降ってきた。

ご縁があったのは
東寺、永観堂、知恩院、仁和寺、龍安寺。

秋の特別拝観で普段は見られない・・・
いや、多分毎年やってるんじゃないんか?
と疑いながら(笑)
ありがたく拝観させていただいた。

書きたいことはたくさんあるけれど
はしょりまくって、今日伺った仁和寺。

372年ぶりの拝観と言うことで
五代明王壁画も素晴らしかったのだけれど
その金堂のお隣にある経堂のお話を。

フォト


内部にはチベット仏教のような回転式の八角輪蔵があって
この輪蔵を回転させると、それだけで経典を読誦したのと同等のご利益があるのだとか。

映画の「ゴールデンチャイルド」にも出てきたような記憶が?

768の経箱が98って・・・75264冊あるってことなのかな?
まぁ、それくらいありがたい・・・

ってか、あらためて頂いたリーフレットを見ながら書いてたら
創建が888年!
これまた、ありがた〜い泣き顔泣き顔泣き顔
と新たな感動星

で、この夏の台風21号の影響で
経堂もせっかくの壁画に雨のシミが外から滲んだような跡もありバッド(下向き矢印)
立派ではあるけれど、木造だし壊れそうだし。

これ、今でも回せるんですか?
なんて聞いたら
回せるんですって!
8人がかりで、和尚さんたちが回すんですって!
いいな〜それ、いつ回すんですか?
なんて興味津々に尋ねたら
滅多に回さないんですけど、実はついさっき回ったんですよ。
だから元に戻したところです。

え?回った?
重要文化財の特別拝観で
ちゃんと触れないように係りの人もいるのに?
8人かがりで回さなきゃ回らないのに回った?

そういえばローマのバチカンにあるサンピエトロ大聖堂に行ったときも
何十年とローマ観光のガイドをされてるローマ在住のマダムが
私たちがサンピエトロ大聖堂を出た瞬間に大聖堂の鐘が鳴り響いて
こんな経験は初めてよ、皆さん祝福されているわね・・・
なんておっしゃっていたけれど
その時と同じような不思議な気持ちになった。

今回の京都で私は何度ため息をついたんだろう・・・
すべての訪れた先で。


ビヨンセがマイケルが亡くなったときの追悼文に書いた言葉を思い出した。

"Life is not about how many breaths you take, but about how many moments in life that take your breath away."

「人生とは、何回息をするかではなく、何回息をのむ瞬間があるかだと思う」

マイケルと出会って
私はどれだけ多くの息をのむ瞬間を経験してきたんだろう・・・

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意識したつもりはまったくなかったのに
京都を出る帰りの電車の時刻は
8時29分発・・・

自己主張強すぎない?
なんて心のなかでクスッと笑っちゃった。

ありがとう・・・

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