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2018年10月29日22:30

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ドゥーチュィムニー「[大弦小弦]志半ばで旅立った翁長雄志知事を天が悼む…」

 志半ばで旅立った翁長雄志知事を天が悼む涙だったのだろうか。11日、県民大会が開かれた奥武山陸上競技場には断続的に雨が降った。それでも人波は途切れなかった。辺野古の海を守る決意を示し、翁長知事をしのぶ。参加者の静かな思いが会場を満たしていった

▼1950年代後半の「島ぐるみ闘争」以降、沖縄は日米政府に翻弄(ほんろう)され続けてきた。県民は保守と革新に分断を強いられている

▼「アイデンティティー」で、県民の一体感を取り返そうと奮闘したのが翁長知事だった。那覇市長だった2013年12月のインタビューでは、そうしなければ「本土全体の無関心、無理解にはとても立ち向かえない」と話している

▼在沖米軍基地の引き取り運動を進める市民団体が全国の知事に実施したアンケートで、回答した38道府県中、基地負担が「過重」としたのは12県のみ。翁長知事の危機感は現実のもの

▼一時は歩を一にしていた自民党県連も辺野古容認に転じた。沖縄の訴えを一顧だにしない政府の今の態度も予見していたのだろう。先のインタビューでは「もっと厳しい環境下で声を上げないといけない時が来る」とも語った

▼国は辺野古新基地建設で土砂投入に踏み切ろうとしている。取り返しのつかない状態にならないよう、あきらめない。翁長知事の遺志を受け継ぐ時だ。(玉城淳)
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