早い
相も変わらずこんなに恐怖と嫌悪に打ちひしがれているというのに
時は残酷なくらいに坦々と過ぎていくよね
今日はほんとに急接近して、すごい勢いで避けてしまった
しかも、他の職員と一緒にいる時に
怪しまれたかな
時間はどんどん過ぎてくのに、ぼくの中の恐怖は全然なくならない
あの男性がバリバリ仕事してて、良い人みたいにしてるの見ると、なんでこんなに良い人がぼくにあんなひどい仕打ちをしたのかなとそればかりがぐるぐる回る
ぼくは、そんなことを考える度に自分が、大切にするに値しないものだったからだって
思って、そのたびにギリギリ消えたくなる
最近、瘡蓋ばかり剥いでるからいつまでも傷が治らなくて
利用者さんと一緒だ
不安になると瘡蓋を扱いたくて仕方なくなる
ぼくは、消えたい
でも、子供と両親が生きている限りぼくは死ねない
一休みしないと
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