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2018年09月09日13:12

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ファンタジープロレスの巨匠桜井康雄さん追悼(460)

小鉄「確かにいい蹴り入れましたよ。山崎選手もですね。でもね、1発2発じゃやっぱり通じないということなんですね。連発でいかないと無理だということですね」

古舘アナ「はい。私がああだこうだと表現変えて言いましたけれども、山本さんがただ一言、端的に『体格の差ですね』と言いましたけど、本当にその通りですよね」

小鉄「しょうがないと思いますよ」

古舘アナ「さあ、しかしここらあたりでですね、山本さんが仰る通り、坂口もですね、2人退けて来ている訳で、ここらあたりで木戸がですね、坂口の盲点を突いて来ることは十分考えられますね」

小鉄「ですからね、坂口選手としたらですね、木戸が次鋒でですね、山崎が中堅だったらいいんじゃないかと、多分頭の中で思ってると思うんですよ」

古舘アナ「ははあ〜!」

小鉄「ということは、仕留め易いという感じだったでしょ?ところが木戸選手、ねちっこいでしょう?ですからね、油断してしまうと坂口選手危ないですよ!」

古舘アナ「なるほど!さあ、非常に粘っこい、いぶし銀のファイトを展開する木戸修であります」

坂口は組み付いて木戸をコーナーに詰めておいてチョップ。首投げからスリーパーホールド。体勢を起こして木戸の頭をコーナーポストに2発、打ち付けておいてから木戸をロープに飛ばしてジャンピング・ニーアタック。しかし着地した際、左足が倒れた木戸の足にぶつかってしまった感じになりました。坂口苦悶の表情。

古舘アナ「さあ、身体ごとぶつかっていきました坂口征二、ちょっと坂口が足を打ったか?手首を、いや足首を捻ったのか!?」

小鉄「ねじりましたね」

古舘アナ「足首捻ったか!?坂口征二が思い切ってジャンピング・ニーアタックにいきましたが全体重を浴びせていっただけに木戸修に絡んでいくような感じになりましてバランスを崩しました坂口征二、ここでピッタリと動きが止まってしまいました。

坂口にとっては闘う時間空間、闘う時空が止まってしまったような、そんな感じでありました。一瞬のシビアな闘いの中でのストップモーションが展開されてしまったぁ!坂口の動きがピタリと止まってしまいました。スタミナの消耗もさることながら…」

桜井さん「やっぱり、あのねぇ…」 

古舘アナ「はい桜井さんっ」

桜井さん「受けた時のねぇ、木戸君のですねぇ、受けた時の木戸君のちょっとした外し方、そのタイミング。木戸君のねぇ、老獪なところが出ましたよねぇ」

古舘アナ「いぶし銀という話が出ていた途端の局面でしたからねぇ!」

桜井さん「そうですねぇ」

木戸、坂口の痛めた左足を取って逆片エビ固めからアキレス腱固めに移行。坂口ロープエスケープ。坂口渾身の力を振り絞ってアトミック・ドロップ。

古舘アナ「しかしながら、坂口征二が最後の力を振り絞るようにしてアトミック・ドロップに持っていきました。最後の十八番!」

続けてボディスラムに来た坂口を木戸が一瞬の首固めに丸め込みカウント3。

古舘アナ「おーっと!これはスモール・パッケージホールド、危ないっ!決まった、決まった!一瞬の固め技っ!やはり木戸修、巧いところを見せつけました。チャンスを狙っていた!電光石火のスモール・パッケージホールド。木戸修がスタミナ切れの、あるいは足首を痛めていた坂口征二を仕留めまして、この後中堅同士、新日サイド越中と木戸がぶつかります」

【新日本次鋒】●坂口征二(3分33秒、首固め)【UWF中堅】○木戸修
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