シリア内戦最後の大規模戦間近^^;

トルコとシリア反体制派、イドリブ攻撃回避へ土壇場の交渉
2018年8月31日 7:39

【8月31日 AFP】シリア反体制派が掌握する最後の県、イドリブ（Idlib）に対する政府軍の攻撃が見込まれていることに関し、仲介役のトルコと、同県の反体制派最大勢力は30日、攻撃回避に望みをつなぐため土壇場の交渉を行った。在英NGO「シリア人権監視団（Syrian Observatory for Human Rights）」が明らかにした。

　国連（UN）は、政府軍がイドリブに攻勢をかければ大惨事が起きかねないと警告している。

　シリア政府軍はここ数日、イドリブ近郊に部隊を集結させており、戦闘態勢を整えているとみられる。攻撃が実行されれば、2011年から同国を引き裂いてきた内戦で最後の大規模な戦闘になる可能性がある。

　シリアの隣国トルコは現在、県内で最も強力な武装勢力である過激派組織「ハヤート・タハリール・シャーム（HTS）」への大規模な軍事攻撃を回避するため、自らの影響力を行使しようとしている。

　シリア人権監視団のラミ・アブドル・ラフマン（Rami Abdel Rahman）代表は、「トルコとHTSの交渉は現在も続いている」と述べた。

　同代表によると、シリアのバッシャール・アサド（Bashar al-Assad）政権を支援するロシア政府は、大規模攻勢を避ける条件としてHTSの解散を望んでいる。ロシアは2015年の軍事介入で政権側を支援し、内戦の初期に失った地域の大半を奪還させた。

　一方、トルコはイドリブ県の反体制派勢力を積極的に支援しているものの、HTSに対してどれほどの影響力があるかはよく分かっていない。アブドル・ラフマン代表は、交渉成立の見込みはわずかだと警告している。(c)AFP/Bachir El Khoury
http://www.afpbb.com/articles/-/3187905
去年ロシアとトルコの仲介で停戦しましたが、停戦に不満を持つ反対派たちが集まって出来たのがHTSです。
もう止まらんでしょう^^;

この戦闘後に欧州にいる難民達の帰還が本格化するはずです。
年内中に片付くかな^^;