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2018年08月28日17:06

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良識と感性と法的解釈

■ネットあるある、迷惑行為を撮影→SNSに晒しあげ 法的リスクを徹底検証
(弁護士ドットコム - 08月28日 10:22)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=149&from=diary&id=5263185

至極常識的な見解であり、弁護士が縷々と法的解釈を綴るまでもなく、おおかたの人々が自然に持ち合わせる一般的見識であろうと思う。
が、いざその場で被った迷惑行為への不快が度を越せば、感情が先行してしまうのも人の常か。

以前、エクセシオールカフェだか、どこぞのファミレスでのこと。
人も無げな大声で携帯で話す初老の男に我慢しかね、SNSに、その男が携帯で話す横顔の写真をアップする挙に出た人がいた。
これには賛否両論渦巻いた。
これを違法とは言わずとも民事上の不法行為に当たると批判した派の論拠は、寸分違わず本記事見解のとおり。
片や、前科の履歴や著しく不名誉な事実を顔写真で晒したわけではない、この程度の社会的制裁すらいかんとなれば、社会は自己本位でマナー知らずの無頼の徒輩で溢れることになる、というのが一方の主張。

「そりゃまずいだろう」というのが、小生の所感ではあったが、投稿された御仁とて、この道理が分からぬお人ではない。
よほど腹に据えかねたのであろう。
実際、やんわり止めに入った店員に対し「目の前に会話の相手が座っていればいいのか。たまたま姿の見えない話し相手が目の前にいると思えば、それとどこが違うのか」などと傲岸不遜な開き直りを見せたという。
そうであれば、心情として写真をアップした人に肩入れしたくなるのも無理からぬところだ。

さても「良識」とは、これすなわちバランス感覚なり、ということか。

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