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2018年08月13日14:49

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目が合ったら笑うことが育児の第一歩だった。

■熱い視線で見つめてくる幼児。怖い?うれしい?笑わせたい?
(ママスタジアム - 08月13日 10:02)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=176&from=diary&id=5242486
もう30年も昔になるが、息子が生まれて病院から自宅にもどったとき、目が合ったら笑おうと妻がいった。ああ、そうだ、それがいいよね、と私もいって、私たちの子育てが始まった。まだ視線が弱々しくミルクを飲んでいるとき、妻は笑って見つめた。

ベビーベッドから初めて顔を上げて、こちらを見たとき、もちろん私は笑い、息子も笑い、妻も笑った。

それからベビーカーに乗せて外に連れ出すようになってから、通りすがりの人と視線が合うと、息子は笑った。あるときは駅前の繁華街で女子高生のグループが通りすぎたとき、あ、赤ちゃんが笑った!と彼女たちは息子のベビーカーのまわりをとりかこみ、笑顔が溢れた。息子も笑顔だった。

2歳ぐらいになって妻のお里帰り、新幹線で片道5時間の車内でも、見知らぬ人と視線が合うと息子は笑い、見知らぬおじさんもおばさんも若者たちも笑った。幸福感であたりが満たされたような気がした。

そういうことがあるたび、私と妻は子育ての喜びでいっぱいになった。

大人になった息子にそのときのことを覚えているか聞いたら、まるで記憶がない。しかし中年になった私たち夫婦にとっては永遠に忘れられない子育ての思い出だ。
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