mixiユーザー(id:17922359)

2018年08月03日11:52

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ボランティア関係の歴史の問題・フェイスブックの旧友にあてたもの

  ボランティアは戦後にアメリカからもたらされたものだね。愛媛VYSは1953年からあるようだが、東京VYSは68年から。他の団体はもっと若い。
  ならば、我々の動いた頃はたった10年しかたっていない。他の団体もそうだったが、東京VYSも「歴史がほとんどない」状態だった。確かに、僕も先人の苦労の様子は聞いた事もない。連帯みたいなものは、多くの先人の苦労の話を通して生まれるものではないかね。VYSに限らず、当時のどのV関係でも連帯なるものが見られなかったが、こんな事ではなかったか。また、そのような場の水に浸かると、歴史感覚もなくなる。
  歴史感覚がなくなれば、例えば、「次代に歴史を引き継ぐ」という子供会もできなくなる。聴障を持つK君の聴障の苦難の歴史の事も聞けなくなる。更には、歴史的背景も根本的に違うS園と全生園に同時に関わろうとしたなども起きてきたわけだ。同時に関われるわけもない所なのに。あるいは、養護学校の事も歴史的に見れないとか。
  確かに、東京VYS構成員はまともな歴史教育を受けていないという問題もあったが、それと共に当時の日本のボランティアの歴史の浅さの問題も重なり、更に歴史感覚を消失した例も多かった。VYS問題の根本だね。歴史の浅い場は一度は潰れる運命なのかもしれない。無論、社会変革どころでもなかった。社会変革も歴史の上にするものだから。
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