■38度超えでピンポンパンポン 元日本一暑い街の対処法
(朝日新聞デジタル - 07月31日 06:54)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=5223424
夏になる度に、女性が羨ましくなる。
胸と背中と、肩から先を露出した袖無し服。
薄い生地の短いスカートに素足で、サンダル履きといった
半裸に近い涼しげな出で立ちが許されるのは、女性だけだ。
男がこれに近い格好になろうとすれば
ランニングと、ステテコか短パンしかないが
そんな姿での業務が許されるわけがない。
今でこそ、ノーネクタイのクールビズなどというものが普及したが
基本はスーツ、ネクタイ、ワイシャツ、靴下、革靴で
外見では分からずとも、衣服の内部は滝のような汗。
露出できるのは、袖をまくった腕先と頭部のみ。
身につけるサウナを装着したような状況で
炎天下に長距離を歩き回り、足が痛くなる。
電車に乗れば冷房で涼しいが、足が痛くても座席に座れない。
汗でズボンが足に貼り付く不快感は、この上ない。
そのため、痛くても我慢して立つしかない。
◇
業務で、真夏の太宰府市を訪問した際
用務を終えて、宿泊先の大阪市へ戻った時に悲劇が起きた。
歩き回って、痺れるように痛くなった足を引きずり
駅のエスカレーターに乗って、一息つけると思ったのもつかの間
いつもの習慣で、左側に立ってしまった。
お陰で、後の客に追い立てられるようにして
エスカレーターを、えっちらおっちらと上るハメに。
◇
昼時は、公園の木陰のベンチで一休み。
ソフトクリームを舐める女性、スイカを頬張る少年なども羨ましい。
自分も冷えたものを口にしたいが、スイカならともかく
大のおっさんがソフトクリーム…というのも似つかわしくなく
人目が憚られる。
結局、我慢して、飽き飽きした缶コーラか缶コーヒー。
喫茶店でも同様である。
たまには、なんとかパフェといった
女性と子供が好む甘物を口にしたいが
いいトシをしたおっさんが、パフェでもあるまい…。
仕方なく、欲しくもないコーヒーを飲むばかり。
なんと不便な性であることか…。
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