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2018年07月21日18:40

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バブル期の幻影から逃れられない政権と、下僕根性丸出しな自治体の面々。

当地、北海道に特化して言及してみるが・・
無理無理。活性化なんぞするわきゃないのは目に見えてるがな。

三ヶ所の内の苫小牧と釧路。
両方共“港湾・物流”の拠点地であって、街自体がそもそも観光要素の下地がない。
唯一苫小牧が札幌圏にやや近いと言えようものの、それでも隣接ではないので
「ついで」を巻き込む戦略には厳しい。

釧路は道東の拠点・・という言い方は出来ようものの、しかして道東各地の観光名所と
セットにすることは距離的にも難があり、道東部の総合的な発展は釧路自体と、
各所の連携面を考えたってカジノだけ浮いちゃってダメ。

唯一「留寿都村」が、既存の“ルスツリゾート”とジョイント可能なことによって、
リゾート観光で半ば支えられている小さな村落にとっては、何となくすがりたくなる
欲求が生まれる・・と考えることは出来るものの、周辺一帯は農業区であり、
「羊蹄山麓」という自然美が売り。

尚且つ大半は少ない地元民のための生活拠点をどのようにして守るかが課題な所に、
何処ぞやからやって来る外国人やらのために各種の整備をすることに、
周辺農業地の住民が喜んで迎えるかと言えば甚だ疑問。

もう一つ観光地として取り込める・セットに出来るとすれば、
ほど近い「洞爺湖」が考えられるものの、ここだって発展持続の為のターゲットは
「国内旅行者」や道民らのリピーターに比重が掛かってるわけで、
そこへ来て散発的なカジノ客が流入して来ることは長期的に観て
あらゆる点でメリットは大きくない。というより、セキュリティ面など
新たな負担を強いられる恐れすらあって、デメリット要素が幾つも浮上して来る。

因みにこの三ヶ所の内、明確に“旧来自民勢力”が強いのが苫小牧と釧路。
つまり・・そういうこと。中央からの巨額なカネに目がくらむ、
すがるしか能のない連中が、「旧来型リゾート発展」の幻影にまたしても固執し、
そこを頼るばっかりで地元としての包括的プランニングなきままスタートを切ると。

その結果どうなるかと言えば、全国各地で派生した、バブル期に散々苦汁を舐めた
「荒廃リゾート」、即ち“夢のかけら”だ。
これらの多くに見られたのは、上記のようにリゾートの存在だけを頼り、
リゾートを基軸にしながら同時に街自体も生まれ変わる策を
まるで用意しなかったことにより、街がアンバランスとなり活性化せず、
リゾート地の負債だけが残り一緒に没落していったのであって・・。

北海道で言えば「夕張」が典型だろうに。あれだけのプロジェクトの結果どうなったか。
目の前に大きな参考書があるってのに、3つの自治体連中はちっとも学習能力がない・・
ってことになる。因みに、その夕張もプロジェクトには「電通」が絡んでいたわけで、
他方このカジノ策にも電通が絡んでるっていう話が・・

日本人って・・いや、自民党ってホントに無能な連中しかもはやいなくなったとしか
言いようがありませんな・・。

北海道に限れば、三ヶ所住民の皆様方・・
お気の毒に、としか言葉がありませんよってに。。

■カジノ実施法成立、4道府県が名乗り 根強い反対の声も
(朝日新聞デジタル - 07月21日 06:43)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=5209573
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