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JRA(日本中央競馬会)の函館開催3週目の6月30日土曜日も、札幌からクルマで函館競馬観戦に行った。
函館には12時過ぎに着いたが、競馬場に行く前にまずは昼飯を食べることにした。
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函館は捕鯨の街で、2年前まで6月に10頭を上限にツチクジラを捕獲し、函館で解体した鯨肉が流通していた。
おととしは同時期に網走でオホーツク海域でのミンククジラの調査捕鯨が認められたことから、捕獲船団が函館に回って来なくなってしまい、去年からは函館では捕獲が行われなくなってしまったが、クジラ好きの函館市民にとっては「6月はクジラを食べられる月」として定着しており、少なくとも市役所の食堂と魚市場の食堂の2軒では、今でも6月限定で冷凍保存していた鯨肉を使って竜田揚げを提供している。
市役所の食堂は土日は休みだが、魚市場の食堂は土曜も営業しており、函館競馬観戦に通うようになってから、前の週まで2週連続してクジラを食べに来ている。
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さすがに3週続けて同じ店に通うのもどうかと思うが、この日は6月30日だから6月の限定メニューを提供する最終日ということになるわけで、そう考えるとやっぱりもう1度函館のツチクジラを食べておきたいので、この日も魚市場2階の食堂「魚いち亭」へ。
前週同様手書きの「くじら竜田あげ定食」の案内がまだ出ている(写真2)。
大小用意されているが、函館のクジラを食べるのはこれが今年最後だと思うと「小」という選択肢はなく、「くじら竜田あげ定食・大(900円)」を注文。
前回は付いていなかったが、今回は自分が苦手ないかの塩辛まで盛られていた。
それはともかく、早速ツチクジラの竜田揚げをいただく。
味付けは塩だけでもあり、ツチクジラだから少々クジラらしいクセが感じられるが、それがクジラ好きの自分にとってはおいしいのだ。
夢中で食べ進み、いよいよ最後の1個になってしまった。
これが今年函館で食べる最後のツチクジラだと思うといやはや名残惜しいな。
でもやっぱり旨いっ。
完食してしまった。
2年続けて函館の捕鯨が行われなくなっているから、来年も函館水揚げされたツチクジラを6月に食べることができるか分からない。
捕鯨船団の年間スケジュールをうまくやり繰りして、函館での捕鯨の再開を望むところである。
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