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2018年07月14日20:26

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ウインブルドンと高校野球にある共通点・・!?

いやぁ、昨夜(今朝方!?)の激闘は凄まじかったというか、
笑っちゃうぐらいな凄いゲームだったわけですが・・。

あれだけ終盤で消耗してるだろう所、両者共にミスらしいミスなく、
ほんの一部除いて殆どに渡りブレークチャンスを与えないという、完璧な試合運びを
二人共演じてたということに、思わずひっくり返りそうになりましたですねえ。

しかし、イズナーはあの11時間超え、3日に渡る目眩しそうな最長時間を
繰り広げた当人、あそこまでには至らずとも、それでもまた6時間超えの試合を
再びって・・結局、史上最も長い試合の1.2番を両方戦ってる本人って、
奇跡的としか。。(笑)

と、冷静に考えてみると・・その二試合共、半ば偶然、全部観戦目撃したってことに、
どことなしかラッキーみたいな・・(笑)

結果論にはなるけれど、最後の勝敗を分けたポイントは、アンダーソンがラリー中に
滑って転倒したにもかかわらず直ぐ様起きて、逆手の左手でラケット拾いそのまま
打ち返し、そのリターンをイズナーがアウトにしてしまった、あの場面で沸き起こった
会場全体に拠る怒涛の歓声と雰囲気・・あれから流れが変わりアンダーソン有利に
風が吹いた・・みたいな感じでしたなぁ。ああいうのを観ると、一瞬でも目が離せない
緊迫のゲームってのは堪りませんね〜。

それはそうと・・。
早速アンダーソンがこの「タイブレークなし」のウインブルドンルールに対して
苦言を呈したようで。選手にとっては異常な疲労だけをもたらし、
何の価値も残さないという。加えて観客にもハードで、二試合観戦しに来た人は
結局一試合しか観られずに終わってしまい、誰のためにもならないと・・

確かにその通りで、他のグランドスラムではタイブレーク制度があるのに、
ウインブルドンはその対象にないってのは歪でしょうしね。
また、この後のジョコVSナダル戦にも大きく影響、セットカウント2-1の段階で
規定により翌日に順延してしまうことまで考えると、しかもセミファイナルという
いよいよ決戦前のこの段階で、色んな影響を及ぼしてしまうことが果たして
大会の質や実りという点で有意義なことなのか・・という。

振り返ってみると、最長試合だった11時間超えの時、死闘を終え勝ったイズナーは、
翌日だったかの二回戦目はあっさり負けたのも、疲労が残り過ぎたことが要因と
言われてたわけで、結局は「何のための死闘だったのか・・」ってことになると。(笑)

この辺りはやはり、ウインブルドンという「伝統性」や「権威性」なるものに
固執し過ぎることのデメリット・・ってことになるんですかねぇ。
ユニホームの白に固執する所を取っても、競技発祥の歴史性を重視〜執着するという・・

ふと考えてみると、日本にも似たようなものがありますわねぇ・・「高校野球」。
但し、甲子園大会はテニス程の確たる伝統性もなければ、何しろアマチュア競技であり、
尚且つ学生の分類なので、そこに権威性やら伝統性等を無理に持ち込む必要性は
ないわけで、テニスと同等には全くならないと言ってよく。

こうして更に考えを進めるに、ウインブルドンと甲子園に共通する所としては、
“お国柄”ってのが少しあるのかなと思ったり・・。それは「王室文化〜皇族文化」。
直接的には関連性がないけども、伝統性とか精神性みたいなものが何処かに
介在している・・という見方は、それほど大袈裟でもないような気がするわけで。

「決着がつくまでとことんやる」、「疲労がどうのなんて何いってんだ」、
「戦うってのは・・」という精神性は、もしかすると英国も日本も共通する所か!?
っていう・・(笑)

まぁ、こんだけもつれる試合っってのはどうあれ、一杯飲みながら、
くつろぎながら観てる分には最高に面白いんですがね 笑

そうそう・・。
ただ唯一ウインブルドンと甲子園の大きな違いは、こんなギネス級の試合になった場合、
必ずや選手だけじゃなく審判やラインズマン、ボールボーイ&ガールもちゃんと
讃えるって所ですかね。今回の試合は後でどうなるかわからないけども、
11時間超えのあの試合、大会運営は審判らも選手と共に表彰、
記念品か何か出してるのね。この名試合を最後までしっかりジャッジした、
素晴らしい審判である、として。

せめて高校野球連盟も、こういう所は見習って欲しいもんですが・・。

ウインブルドン準決勝、センターコートで最長試合
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=8&from=diary&id=5199862
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