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2018年07月10日20:56

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ヒメカンショコガネ定点観察

 日曜の夜は、東工大キャンパスへ行ってヒメカンショコガネの定点観察。

 クズが繁茂する中を、クズにつく個体1頭、何故か他の草に付いている個体1頭。
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 7月には成虫個体は姿を消すと予想していたが、わずかながら居残り個体がいた。これらの個体が越冬後の4月から活動していたとは考えにくく、越冬明けの遅い個体だったのだろう。

 なお、新成虫は、昨年の観察では遅くとも8月末には出て、11月初旬まで活動中の個体が見られた。とすると、ヒメカンショオガネ成虫は、4−11月の間、(もしかしたら7月中旬から8月下旬までの期間は姿を消すかもしれないが、)毎月見られることになる。仮に越冬中の個体を掘り起こせば、成虫は1年を通じて毎月見ることができる、ということだ。

 個体ごとの出入りはあるだろうが、全体を通じてみれば、成虫の出現期間が非常に長いコガネムシである。

 また、この夜も、クズの上にアカビロウドコガネが1頭見られた。前回と同じ場所だったので、発生はきわめて局所的のようである。
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