戸隠神社

４月に旅行に行った時知り合った人から、「私、毎年、戸隠神社行っているの。いいよ。行ってみたら。」と言われました。
そう言われると、単純なもので、「うん、わかった。いくよ。」となるのが私でございます。
行く前にネットで調べてみたら、江原さんがパワースポットとして戸隠神社を紹介していたことがわかりました。
ふむ、なるほど。

東京から長野まで新幹線で近いんですが、朝から活動できるので深夜高速バスを選びました。
女性専用だと、平日でしたの3800円。問わずだと3500円でした。
混んでいないので、２シート利用できて快適でした。
寝顔が見えないカバーがついていたり、なかなか考えています。
帰りは、違うバス会社で1500円。
安すぎて驚きです。

朝6時に長野駅でバスを降ろされ、7時の戸隠神社行きまで待機。
朝からやっている店は24時間営業の居酒屋しかないので、ロータリーで待つしかない。
いい大人になっても乗り物大好きです。
特に地方バスはワクワクです。
でも、途中雨が降り出して。
最近、日焼けを気にしているので曇りぐらいがちょうどいいと思っていたら。
でも、小雨ぐらいは気にしない性格。

戸隠神社は5社からなっていて、4時間ぐらい歩くという情報。
実際、3時間でした。
一番下から歩いて登る計画でした。
同じバス停で降りた人は、私と一人で来ていた若い女の子。
彼女と私は最初の階段で息切れしていました。
でも、すぐ持ち直してどんどん先に進んでいくうちに若い女の子と離れ離れになっていきました。
途中、履いていた靴のゴム底がとれ。
これ、どういうこと？
小雨でかつ靴崩壊。
なんのメッセージなの。

パワースポット。
神社ってそういうところあります。
出雲大社：手のひらを上に向けると、手のひらに渦が巻かれることが感じられます。
同行者も感じていました。
箱根神社：すごいいい気が流れていて最高と思っていたら、見知らぬ団体のご婦人が
「ねえねえ、なんかすごくいい気が流れていない？」
「あら、本当、なんて気持ちいいの」
って言ってました。
みなさん、そういうことを求めていらしているんですね。
戸隠神社で大きな声が話している男性がいました。
一言で言って何回もお参りしていると、聞こえない声が聞こえるようになるということでした。
それ、いいすぎでしょと思いましたが。
神社って、怖い面もあります。
お門違いのお願いすると、大病してしまいます、私は。

私は、いい気が流れてきて、生かされていることを実感し、感謝感謝と喜びでいっぱいになるという設定でしたが。
実際は「歩け歩け大会」でそれどころではなし。
平地の3時間なら可能でしょうが、階段あり休みなしの3時間は本当に日ごろ運動しない人は厳しいです。
到着してよかった。ハア、息切れ。
晴天でなくてよかった。晴天だったら、もっと過酷だったって感じです。
地道に日々精進ですね。
魔法はなし。
でも、木々がすばらしく、このロケーションを生み出した先達はもっともっと、大変なことだったでしょう。
感謝感謝です。

帰りは善光寺に行きました。
ここは、女子向きのお店がたくさんあり、観光気分で楽しめるところでした。