地蔵和讃

ひどい、ひどすぎる。憎しみしか感じない。５歳の子が『もっとあしたはできるように
するからもうおねがいゆるして』って悲痛なSOSを送っていたはずなのに無視し、
朝４時に起こし、ひらがなの勉強をさせたり暴行をふるい、挙句に衰弱死なんて、
あまりにもひどすぎる・・・・

この子だって生まれて来るときは、お父さん、お母さんに愛され幸せになりたくて
この世に生を受けたはず。
人は.........
生まれる前は神の懐に抱かれ
生まれると母親の懐に抱かれ
大きくなって大好きな人の懐に抱かれ
身体を土に、命を神に還すと、また神の懐に抱かれるんだってさ


地蔵和讃
これはこの世のことならず
死出の山路の裾野なる
さいの河原の物語
聞くにつけても哀れなり

二つや三つや四つ五つ
十にも足らぬおさなごが
父恋し母恋し
恋し恋しと泣く声は
この世の声とは事変わり
悲しさ骨身を通すなり

かのみどりごの所作として
河原の石をとり集め
これにて回向の塔を組む

一重組んでは父のため
二重組んでは母のため
三重組んではふるさとの
兄弟我身と回向して
昼は独りで遊べども
日も入り相いのその頃は
地獄の鬼が現れて

やれ汝らは何をする
娑婆(しゃば)に残りし父母は
追善供養の勤めなく

（ただ明け暮れの嘆きには）
（酷や可哀や不憫やと）
親の嘆きは汝らの
苦患を受くる種となる

我を恨むる事なかれと
くろがねの棒をのべ
積みたる塔を押し崩す

その時能化の地蔵尊
ゆるぎ出てさせたまいつつ

汝ら命短かくて
冥土の旅に来るなり
娑婆と冥土はほど遠し
我を冥土の父母と
思うて明け暮れ頼めよと
幼き者を御衣の　　　　／ミゴロモ
もすその内にかき入れて
哀れみたまうぞ有難き

いまだ歩まぬみどりごを
錫杖の柄に取り付かせ
忍辱慈悲の御肌へに　　　／ニンニクジヒ　ミハダ
いだきかかえなでさすり
哀れみたまうぞ有難き

南無延命地蔵大菩薩

真言
オン　カ　カ　カ　ビ　サンマエイソワカ
口奄　訶　訶　訶　尾　娑摩　曳　娑婆訶


俺にはこの賽の河原の鬼が、このこの父親や母親に見える・・・・・
だけど、もう誰も君をいじめたりするものなどいないよ、だから安心してお眠り・・・・
■死亡の５歳、ノートに「おねがいゆるして」両親虐待容疑
(朝日新聞デジタル - 06月06日 12:08)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=5143357