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2018年05月31日23:55

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チェーン落ち防止の小物を取り付ける!

■ チェーン落ち防止の小物を取り付ける!

アウターからインナーギヤへの変速で内側にチェーンが落ちたり、インナーギヤからアウターギヤへの変速で外側に落ちたり。フロント変速の悩みの一つがチェーン落ちです。チェーン落ちはシフトケーブルで操作するメカニカルの変速でも、モーターによる電動メカの変速でも起こる可能性があります。

単純にチェーンケージの内外へのオーバーストロークが原因の場合もありますが、内外とも、ぎりぎりの調整がしっかりできていても、チェーン落ちする可能性が高い変速パターンがあり、スラム、シマノ、カンパニョーロやサ―ドパーティのチェーンホイールでも、完全にチェーン落ちの可能性を無くすことはできません。

エンジニアプラスチック製のチェーン落ち防止の小物、チェーンウオッチャーをシートチューブの下に付けていましたが、チェーンが先端に触れてチェーン落ちを防いでくれますが、チェーンウオッチャー先端が変形して内側にチェーンが落ち込んでしまうことがあり、その場合は簡単にはチェーンを戻せなくなります。

チェーンウオッチャーを付けていて、何度目かのチェーン落ちが発生した時に、チェーンをインナーギヤの歯先へその場でもどすのが大変で、これならチェーンウオッチャーがない方がいいと、現場でシートチューブに固定しているボルトを緩めて取り外してしまいました。

アウターギヤで走っていて、上り坂に差しかかり、フリー側をだんだん軽くするためにローギヤ側へ変速していき、アウターギヤでは重くて踏み切れなくなって、インナーギヤへ変速した時に、チェーンは斜めにドライブして内側に引っ張られているので、チェーン落ちを起こす可能性が高いのです。

フリー側のチェーンのドライブしている位置を、ローギヤから6段目とか5段目に戻して、一瞬クランクの踏み味が重くなりますが、その後でフロントをインナーギヤへ変速すると、内側へ引っ張られている状態を解除できて、インナーギヤの内側へのチェーン落ちを防げます。

ロードレースを走る選手もそれを知っていて、トレーニングでは普通はそういう操作を心がけていますが、実際のレースでは、メーカーのお薦めしていないアウターギヤ×ローギヤとかのチェーンの斜めになるドライブも使うし、チェーン落ちにかまっていられないそうです。

そうなると、タイムロスになるチェーン落ちをレース中はどう防いでいるのか、クランクを踏み込む力を一瞬弱めて、変速の位置が設定されたコンピュータデザインされた歯先を、ゆっくりチェーンを移動させてインナーギヤ側へのチェーン落ちを防いでいるという。

厳しいレースでは、シュ部所でのタイムロスンなる可能性があるチェーン落ちを気にしてはいても、踏む力を緩めるくらいだな、確かにそうだなと思います。トップライダーと一般ライダーでは、アウターギヤトインンーギヤとの歯数差が違うので、50×34Tのワイドギヤの方がチェーン落ちしやすい傾向があります。

ロングライドでも気にして変速することはほとんどなく、後ろを軽くして行って、フロントをいきなりインナーギヤへ変速するのが普通になっています。そうなるとシリスアスロードバイクの歯数差の少ないチェーンリングの組み合せよりチェーン落ちの可能性は高まります。

と言うわけでチェーンウオッチャー選びに再チャレンジです。K-エッジのチェーンウオッチャーは珍しくメードインUSA。カンパニョーロの高価なチェーンウオッチャーもあります。アルミ合金製の棒と言うかへラのような形状のものを、フロント変速機の取り付け台座にセットして、チェーン落ちを防ぐ小物です。

チェーンウオッチャーの先端はインナーギヤ×ローギヤのときにチェーンが斜めにドライブしているときに、ぎりぎり先端が触れない位置に固定すると、チェーン落ちを防ぐと言う構造です。フレームの台座にK-エッジのチェーンウオッチャーの台座もしっかり固定され、アルミ合金製のブレードもかなり剛性があって効果がありそうです。

電動メカでも、メカニカル装備のバイクでも16Tは数差のチェーンホイールで、チェーンウオッチャーを取り付けて試して、フロント変速のチェーン落ち防止の効果を確認できたので、周りのライダーにもお薦めする予定です。ワイドギヤを使うライダーほど切実な問題ですから。

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