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2018年05月26日10:18

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直接的には兄の監督責任だな、これは…

昨日、北陸本線の粟津駅で人身事故があったそうです。人身といっても飛び込みの類いではなく、列車への接触。男児二人の兄弟が線路際に倒れており、5歳の弟が亡くなり、7歳の兄は意識不明の重体とのこと。
当該列車は男児を発見しただけで、事故原因はその前に粟津駅を通過した「サンダーバード29号」との接触と見られているようです。

■線路に男児2人倒れる=運転士発見、1人死亡−石川
(時事通信社 - 05月26日 00:30)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=4&from=diary&id=5127382

(以下引用)

 25日午後6時45分ごろ、石川県小松市符津町のJR北陸線粟津駅付近の線路内に、男児2人が倒れているのを、福井発金沢行き普通電車の運転士が見つけた。県警小松署によると、2人は病院に搬送され、うち1人の死亡が確認された。

 同署は、列車に接触した可能性もあるとみて当時の状況を調べるとともに、身元確認を急いでいる。

 JR西日本金沢支社によると、2人は駅ホームの端付近に倒れていた。同6時33分に、同駅を大阪発金沢行きの特急サンダーバードが通過していた。 

(以上引用終わり)

これ、誰に責任があるかといえば、一義的にははっきり言って意識不明の重体である兄の方でしょうね。親に責任を求めるとしても今の時期で6時半ならまだ明るいですから厳しく言うかどうかは裁量の範囲内。
線路に立ち入るなという教育はもちろん必要ですが、読んでいるとこの男児も線路に立ち入るとどうなるか程度の理解はあったと思うのです。ただ、線路というのはレールの間だけでなく、車両がかかる分の空間も含めて線路な訳で、そこまで理解が及ばなかったのが悲劇を招いたのでしょう。

■列車と接触か 5歳の弟死亡、小2の兄は意識不明の重体
(朝日新聞デジタル - 05月25日 22:19)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=5127291

(以下引用)

 25日午後6時50分ごろ、石川県小松市符津町のJR北陸線粟津(あわづ)駅の線路付近で「人が倒れている」と福井発金沢行きの列車の運転士から通報があった。小松署などによると、倒れていたのは男児2人で、同市松生町に住む兄弟。病院に搬送されたが、弟の山本悠太ちゃん(5)がまもなく死亡し、兄の小学2年生、晃さん(7)も頭蓋骨を骨折し、意識不明の重体。ほかの列車と接触した可能性があるとみられている。

 JR西日本金沢支社などによると、2人はホームから1メートル離れた下り線の本線と待避線の間に倒れていた状態で見つかったという。この列車が現場にさしかかる40分ほど前には、下り線を特急サンダーバードが通過。小松署によると、このサンダーバードの先頭車両のドライブレコーダーにホーム下の線路わきでしゃがんでいる男児2人の映像が映っていたが、最後尾車両からの映像では倒れた状態となっていた。車体にははねたような痕跡があった。

 粟津駅近くに住む60代の女性はホーム北端の線路近くで、搬送作業にあたっている救急隊員の姿を見た。近くには、パトカーや救急車が何台も集まっていたという。「こんな事故なんて聞いたことがなかったのに」と不安そうに話した。

(以上引用終わり)

粟津駅の構造は2面4線の線路配置で、中央寄り2線が通過にも使う本線というベーシックな構造のようです。それを前提に事故関連の画像を見てみると…

フォト

まぁ、お察しな感じです。恐らく兄弟は、ホームの影から電車を覗いたのでしょう。しかしそれが近すぎて、通過電車に頭を持っていかれた、と、そんな状況だったと推察されます。
…正直、これは2歳や3歳の子供が踏切に立ち入ったというような事故とはまた別に考えた方がいいような気がしますね。小学2年で弟を連れて遊ぶなら、もうちょっと…もうちょっと、分別のある行動が取れなかったものかと思います。まぁ、それが出来ない性格でもまだ無理のない年齢なのも確かなのですが。

https://r.nikkei.com/article/DGXMZO30995620V20C18A5CC1000?s=3

>駅の近くに住む男性(80)は「線路の上で、小学校低学年ぐらいの男児2人が追いかけっこをして遊んでいるような姿を見た」と話した。

あと、ボイスで線路内の人立ち入りを監視するセンサーをつけてはという提案も散見されますが、多分それ北陸本線に本気で整備したら、動物の立ち入りが検出されまくって機能しなくなると思われます…(笑
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