昨晩からまたしても帰省してる。
新幹線駅弁は定番の幕の内\850で、やや飽きた感もあったんだけど。
今回の掘り出し物は食後のデザートに買ったこれだった。
ヤマザキビスケット ルヴァン プライムサンド わさび&カマンベール\130。 カマンベールのクリームに山葵を練りこんだのを挟んだビスケット。 濃厚なチーズクリームに山葵がちょこっと効いててねえ。 実にキリン氷結レモンに合う味わいだった。
今回の帰省は出張とはくっついてない純粋なプライベートツアー。
なんでわざわざ往復3万弱かけて帰ったかというと、この娘の誕生日だったからだ。
まりんはこの5月16日水曜日をもって7歳になった。 その愛娘に会いに帰らずしていつ帰るのであるか、なのだよ。
ちなみにネコの7歳はヒトの44歳にあたるそうだ。 熟女だ。
菜々子だ、りえだ、涼子だ、絵里だ。
みんな、あんまり豊満な熟女って感じでもないけど。 44歳、女優でネットを検索したら出てきた人らなので、彼女らが現代のヒト科女子44歳を代表するのであろう。
対するうちとこの姫はすごいよ。 見よ、この豊満、妖艶なるバディー
最近、僕とカミさんは彼女のことをマハと呼んでいる。 なんか、こういうポーズでのびのび寝そべってることが多いので。
陽のあたるウッドデッキや玄関でも然り。
ゴヤの「裸のマハ」でしょう。 なので、マハ。
ちなみにカミさんは実物のマハを見たことがある。
最初は「着衣のマハ」の方。
昔、彼女が女学生をやってた頃、心斎橋の大丸がこの絵の展覧会をやって、そこでバイトをしたんだって。
「お客さんは殺到したけど。そんなにどうということなかったわ、マハ」
バイトは楽しいときとつらいときがあったそうだ。
お土産物の売り子をやってたときは楽しかった。 一方、なんていうのかな、あれ、美術館のそこかしこにいらっしゃるでしょう。 黙って座ってる女の人。 あれをやったときはつらかったそうだ。 喋るどころか微動だにしないで座ってるだけ。 マネキン状態。
「ほんとに、しんどかったわあ」
なので、皆さんも美術館にいってそういう女性を見かけたときは、大変だね、頑張れと心の中でエールを送ってあげてください。
一方、裸のマハの方は本場で見た。 カミさんはスペイン大好き女子でマドリッドはプラド美術館にも当然足を運んでいる。 そこで、着衣に再会するとともに、門外不出の裸の方も拝んできたそうだ。
「でも、なんかあんまり好きになれなかったわ、マハ」
カミさんによると、無敵スペイン王家が収集した宝物を所蔵する豪華絢爛な美術館では、フランシスコ・デ・ゴヤはそんなに目立つ存在ではないらしい。 まあ、モブというわけじゃないんだろうけど。
じゃあ、誰が主役かというと気狂いピエロの冒頭、ジャン・P・ベルモンドが風呂場でその評伝を幼女に読んで聞かせた画家だ。
ベラスケスは 50歳を過ぎ 事物(オブジェ)を明確に描こうとせず その周りを黄昏と共にさまよった
ディエゴ・ロドリゲス・デ・シルバ・イ・ベラスケス
こないだ相棒のろまさんと一緒にマイミクの無花果さんの作品を鑑賞しに上野に行ったら、あちこちにポスターが張ってあった。 国立西洋美術館がプラドからこの巨匠の作品を借りて展覧会をやってるんだよ。
僕 「上野でベラスケス展やってたぜ、スペイン好きとして見に行ったら?」
妻 「いかへん、高いし混んでるし。プラドでたっぷり見てきたからいいわ」
その気持ちはなんとなくわかった。 有名作家の美術展ってブタ混みだし。
同じ絵ならどこで見ても一緒だろということはなくて、やっぱり本場で見る方がいいに決まってる。 場の雰囲気ってものがあるし。 見る方のこっちの高揚感も段違いだし。
鼎泰豐は東京にもあちこち出てるけど、やっぱり小龍包のあの味は台北のわいがやの雰囲気の中で腹いっぱい食わないとわからないのと一緒だ。 ちょっと違うか。
と、大分、話が飛んじゃったけど。
今日は午前中に大事な用向きを終わらせて、午後は日がな44歳の熟女と戯れた。
豊満な肉体をいらいまわしたりした。 久々に登場、細くて長くて白い指。
今晩はカミさんと二人で寿司屋に行く。 明日は長男の29歳の誕生日記念で昼食会をやることになってるので、息子ら二人も集合する。 まあ、まりんのついでなんだけど。 で、昼飯食ったら、その足で大阪に帰る。 再見
ログインしてコメントを確認・投稿する