御茶ノ水エリアは学生街であり、この日(5月12日夕)も学生が沢山いた。その為か安価な居酒屋や外食店が多い。博多天神はこの狭い御茶ノ水エリアに2店舗もあり、それが10年以上存続している。
今回は安保闘争で襲撃を受けた交番の近くにある方、博多天神では珍しくつけ麺がある。
今回はつけ麺ではなく、いつもの”味噌”にしてしまった。。。。通常と同じ値段の500円。
秒の殺し屋阿修羅原もびっくりの30秒程度で登場!
スープは豚骨ベースで味噌がカエシとして使われている。味噌は九州麦味噌で、麦味噌の甘味が良く出ているが、全体的に味は薄い。
その訳は・・・・・・。
博多天神店舗には様々な調味料や無料トッピングがあり、自分好みの味をカスタマイズして食べる事が出来るのが魅力であり、その魅力の為?とまことしやかに囁かれている。
また、替え玉が1玉無料であるサービスと絡め、1玉目はノーマル、2玉目は味変して楽しむようにとの配慮という説もある。それよりも経費節約の為という身も蓋も無い理由からだと言う意見もあり、これに対してはしばしば意見の対立が見られる。
麺については1玉目よりも替え玉した2玉目の方が増えている説がある。スープ量が減っているので、視覚的に麺が多いような気がするだけだというのが識者の見解である。
麺は何も言わないと普通やや硬めで提供される。茹で時間は1分未満。
博多で食べる細麺のそれで、かん水が入ったそうめんと言ってもいい細さ。博多ラーメンの麺は細麺であるが、その中でも更に細分化された麺の太さに別れているらしい。今回の麺が博多ラーメンで言う所の何番の麺なのか、そんな事もちろんわからない。
具は青ねぎ、キクラゲ、モヤシ、チャーシュー2枚など。キクラゲは目立たないが最初の写真を見ると結構入っている。モヤシは博多ラーメンではあんまり見かけない気がするが、そこそこ入っている。チャーシューはパサパサでペラペラ。しかし脂身に当たるとちょっと美味い。いつか怖いもの見たさでチャーシューメン(250円増し750円)を頼んでみてもいいかもしれない。
替え玉フラッシュ!確変!
替え玉をすると、別皿にどばっと麺が提供される。麺量は茹で後で150グラムくらいありそうな量があり、全部食べるとお腹一杯になる。実質2杯目なので、今度は”紅生姜””辛子高菜””ラーメンタレ””胡椒”を投入する。”ニンニク”なども再投入する。ニンニクがある店は珍しく、辛子高菜が無料の店もそうある訳ではない為、このサービスの良さも魅力である。
正調なる博多ラーメンとは違うが、東京風博多ラーメンだと思えば色々と楽しめるラーメンだと思う。前は10数店舗存在していたが、いつの間にか現在は10店舗のみらしい(博多天神 PC店サイトより)。
ラーメンデータベースに登録予定の点数は、86点くらい。過去よりも上がったが、アベノミクス値上げを続けるほか大多数の店舗と違い、値上げしないで頑張っている所を評価したい。ただし、値上げしない事で長時間労働が起こっているとしたら考え物だけれど。。。
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