あらすじ
NYの<ホテル・チャンセラー>22階で、火掻き棒で頭蓋骨を粉骨された男の死体が見つかった。
部屋の持ち主は、出版社を経営し、切手蒐集家としても名が知られているドナルド・カーク。
外出先から、友人のクイーンを伴い、晩餐会に出席するため、事務室に寄った時の出来事だった。
殺された男の正体は誰も分からない。
ただ、死人の衣服が前後逆に着せられており、部屋の中も何もかも逆だった・・・・。
何故逆だったのか、クイーンの理路整然とした推理が光る。
本当クイーンの頭脳は凄い。
ちょっとしたことからヒントを掴むのだから。
犯人の動機はありふれている。
まあ、しょうがないといえば、しょうがない。
今作も面白かった。
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