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2018年04月22日08:46

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郡山のポストは残る?

 つい最近、県内の原発から離れた地域のモニタリングポストが撤去される話
題を書いたばかり。その後日談があり、郡山の市民団体が「廃炉が大幅に遅れ
て、今後数十年かかるといわれている。その間に天災や事故などで、再び放射
性物質が放出される危険性がまったくないとはいいきれない。健康を守るため
にも、数値をいつでも確かめられるポストの継続は重要」と指摘。品川市長に
要請書を手渡したというのだ。
 郡山市はプルームが南下したといわれているのに、30km圏外という理由だ
けで避難も賠償もほとんどなされなかった地域。写真は2012年4月のもの
だが、この時点で郡山駅付近で1μS/h以上あった。自主避難した市民も多
く、郡山の人が神経質になっているのはわかる。しかし、廃炉まで撤去するな
という意見はさすがに行きすぎのような気がしないでもない。モニタリングポ
ストは明らかに異物であり、その存在そのものが福島の復興を妨げていると考
える人もいるからだ。
 しかし、「継続配置を求める市民の会」は郡山だけではないらしい。新聞報
道によればいわき市、会津若松市、白河市、福島市、須賀川市、鏡石町でも立
ち上がったという。中通りが多いのが特徴だが、別のプルームが通ったといわ
れているいわき市が含まれているのが目を引く。やはり2011年の記憶が忘
れられないのだろう。会ではフェイスブックでもポスト継続を呼びかけたとこ
ろ、県内外で1日に500人以上の署名が集まった。となると継続も現実味を
帯びてくる。複雑な心境だが、これも福島の今を表しているのかもしれない。
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