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2018年03月16日21:25

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ぼぎわんVS比嘉姉妹、そして、黒井ミサ

日本ホラー小説大賞を受賞し、傑作といわれていた澤村伊智さんの「ぼぎわんが、来る」が、ようやく、文庫(角川ホラー文庫)になったので、買って、読んだ。確かに、正真正銘の傑作で、2時間とちょっとで、一気に読了。評判を信じて、もっと早くに、読むべきだったと、激しく、後悔した。あまりにも面白かったので、アマゾンで検索し、同じ著者の「ずうのめ人形」「ししりばの家」「恐怖小説 キリカ」の計3冊を、即発注。明日には届く予定。
「ぼぎわんが、来る」は、田原一家を襲う、ぼぎわんという正体不明の化け物と、女霊能者姉妹の死闘を描いた3部構成の長編で、各章ごとに物語の語り手がかわり、別の視点で、同じ物語が綴られることになる。また、尋常ではない恐さと、謎解きの面白さとが、見事に、融合した傑作である。
そういえば、ホラー漫画の大家のおひとり、「エコエコアザラク」の古賀新一さんが、亡くなった。これまで、何人もの女優が、映画やTVドラマで、黒井ミサを演じて来たが、私は佐伯日菜子さんの黒井ミサが、一番、好きだった。

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