名古屋ウィメンズマラソン2018振り返り

■初マラソン関根花観、日本勢最高３位　名古屋ウィメンズ
(朝日新聞デジタル - 03月11日 12:25)
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今年度のマラソンシーズンの掉尾を飾る
名古屋ウィメンズマラソン2018（国際G1）が今日行われた。

レースはほぼ想定内のペースで進んでいったが、１０キロを過ぎたところで
有力候補だった清田真央選手と前田彩里選手が後退。さらに２２キロを
過ぎたところで小原怜選手も後退と日本人上位争いは波乱模様。
その中で今回が初マラソンとなる関根花観（はなみ）選手が先頭集団に食らいつき
ペースメーカーが離脱する２５キロへここで優勝候補筆頭のバラリー・ジェメリ選手が
スパートして突き放し一気にペースアップ。しかしオーバーペースだったのか
次第に後ろのメスケレム・アセファ選手に詰め寄られて残り３キロ付近で逆転。
そのまま押し切ってゴールイン。大会記録には届かなかったものの、
自己ベストを大幅に更新するタイムだった。ジェメリ選手が２位を確保。
そして関根選手がジェメリ選手と２０秒差の３位でフィニッシュ。
初マラソンでいきなりMGC出場権を獲得した。岩出玲亜選手が昨年途中棄権の
リベンジを果たす４位、野上恵子選手も堅実な走りで５位に入り、こちらも
MGC出場権を獲得した。

その一方で小原怜選手は８位、清田真央選手は９位そして前田彩里選手は１５位に終わり
いずれもＭＧＣ出場権を獲得できず、明暗が分かれる結果となった。

名古屋ウィメンズマラソン２０１８（国際Ｇ１）総合成績※敬称略
１：ﾒｽｹﾚﾑ･ｱｾﾌｧ　　　２時間２１分４５秒
２：ﾊﾞﾗﾘｰ･ｼﾞｪﾒﾘ　　　　２時間２２分４８秒
３：関根　花観　　　　２時間２３分０７秒
４：岩出　玲亜　　　　２時間２６分２８秒
５：野上　恵子　　　　２時間２６分３３秒
６：田中　華絵　　　　２時間２７分４０秒
７：メリマ・モハメド　　２時間２７分４１秒
８：小原　怜　　　　　２時間２７分４４秒

一般エリートクラスの結果※敬称略
１：土井友里永　　　　２時間２９分４７秒
２：井上　彩花　　　　２時間３０分４６秒
３：池満　綾乃　　　　２時間３１分２１秒
４：水口　侑子　　　　２時間３２分１４秒
５：赤坂よもぎ　　　　２時間３２分２８秒
６：吉田　香織　　　　２時間３４分１７秒
７：谷本　観月　　　　２時間３５分５８秒
８：鈴木　千晴　　　　２時間３６分３２秒