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2018年02月22日00:00

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この結果に、あえてもの申す・・。

長いことこの競技に魅せられて以来のことを考えれば、
結果として決勝Tに上がれたことを本来は大いに喜ばなきゃいけないのだが、
だからこそこの機にあえて言いたい。“何やってんだ!”と。

世界の上を目指し肩を並べるに絶対超えなくてはならない壁・・
カナダ、スェーデン、英国、スイス。
勝ち負けはともかく、少なくともこの4カ国と互角の戦いを演じなければならない
はずも、ラウンドロビンのゲームだけを観るなら、この内一カ国しか勝ててない。

しかも。この内カナダとスイスはよもやの不調により予選敗退となっているにも
かかわらず、そのチームに負けるどころか、“コンシード負け”とは何たることか。

唯一勝った、今大会も依然調子の良いスェーデン戦を観ても、
全体の試合の中で有り得ないぐらいグダグダな不調に陥ったスェーデンに、
最後の最後で、やはり相手のミスショットで辛くも拾ったに過ぎず。
本当ならば、折角の不調ならば少なくとも2点差位は楽に離しての勝利にしなければ、
長いゲームシステム上のことを考えれば尚更そうしないといけないはずだ。

何しろ。日本は・・ではなく、LS北見として世界選手権で準優勝したチームだ。
少なくとも世界のカーリングシーン上、急躍進した日本のLS北見を相当評価し、
世界の勢力図を塗り替える、アジアの脅威として一時は観られたチームであり、
今五輪は代表決定戦を経て別チームが出場したのではないわけだから、尚更のこと。

準優勝チームとして恥じないレベルで、勝ち負けとは別に、最低でも
“やはり侮れないチーム”という印象を植え付けねばならない責務さえ負っている。

勝負の世界だし、何が起こるかわからないという意味で、ラッキーパンチや
棚ボタは幾らでも起こり得るし、それを拾うのもまた大事なことの一つだが、
土台を築き上げた上でこれからもう一段二段と上がっていかねばならない、
依然として恵まれない厳しい環境下での日本のカーリング界を考えた時、
この状態で喜んでいては先はもっと厳しく、多くの落胆を招きかねない。

そして曲がりなりにも、このチームに対する認知度は世界的にも
一定の位置にあることを考えた時、体制の異なる英国や韓国あたりと同じには
至らずとも、対を張るぐらいの鬼気迫るものを出していかないと。
メディアが強調する“笑顔”、“仲良しこよし”のレベルで通るのは、国内ぐらいなものだ。
初の快挙にあった世界選手権ではそれで充分良かったが、以後それでは駄目。

これでファイナルスタンディングス、初戦は韓国。
言わずもがな中盤からの韓国チームによる勢いは、単なる地の利ではなく、
集中力と精度、ゲーム展開の読みは実に小憎らしいほど上げて来ている。
幾ら前半で勝ったからと言って、あのイメージで迎えたらこてんぱんにやられる事必至。
よって、よほど生まれ変わったつもりで、鬼の形相の如き気概で挑まねば、
残念ながら後味はもっと悪く終わるだろう。

今の調子から如何に改善するか。中一日空くが、その間にどれぐらい戦略と
チームワークの質を上げられるか・・この数試合による歯車の噛み合わせを観るに、
正直相当暗澹たる思いしか沸かない。

こうなるとまさに“ラッキーパンチ”頼みしかないかもしれず。
そうならないためには、リーディングに難が目立っている藤澤選手をリカバーし得る、
本橋選手によるマネジメント能力が、実はカギを握るかもしれない。
それぐらい、今のチーム状態には“牽引能力”が欠如しているゆえに・・

あるいは、ここまでくればもう藤澤選手の特性でもある「スタンドプレー」を
あえて意図的に出させた方が、一か八かの意味でも良い方に出るかもしれない。
本当はそれじゃ駄目なんだが・・

ここからどう立て直すか。あえて厳しく冷静に観たいところだ。。

カーリング女子が初の4強進出!米国が敗れ決定
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=8&from=diary&id=4997125
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